ぎゅうぎゅう

スーパーの『オクラ詰め放題150円』なるコーナーで、ステキなおばちゃんを目撃。彼女の手にがっしり握られてるのは、無理ですよ、いくらなんでもそれ以上はもう入らないですよ、っちゅうくらいパンパンに膨らんだオクラ入りビニール袋。すでに袋の口からにょきにょきオクラがこんにちはしてるというのに、まだ納得いかないらしい彼女は、なんとかポジションを入れ替えたりして更に数本押し込み、やっと満足そうにレジへ向かった。そしてレジ後方に並んだわしの目に飛び込んできたのは、『お客様、そこまではみ出てますとちょっと・・・』『詰め放題って書いてあったわよ！？どこがいけないのよ！？』と、もめる店員と彼女の姿。嗚呼、修行を積んでわしも早くああいう正しいオバチャンになりたいものだ、と感心したマスターなのでした。