番猫

実家から駅までの道中、よそ様ん家の庭を突っ切るポイントがある。近道だからだ。わしが学生時代に編み出した極秘ルートだったのだが、いつの間にやら近所の住人達も皆わらわら通るようになり、もはや公道と化してしまった。家主のおばちゃんがまた大変よい人で、通行人がより突っ切りやすいよう庭を改造してくれちゃったりなんかしていた。今日久々に通ってみたら、その突っ切り小路には立派な敷石が敷かれており、道らしさをさらにupさせていた。庭なのに。しかし番猫がのしっと構えていて、『見慣れん顔やな、あんた』と凄まれたマスターなのでした。
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