スラックス

美容院でしてもらうシャンプーは、期待と不安、そして快感と緊張の寄せ鍋だ。ああン、そこもっとぉン。あっあっ、鼻息で顔の上のガーゼが徐々にずれてっ。いやン、もっとソコ強く強くぅン。あわわわ、わしの息酒臭かったらすびばせんすびばせんっ・・・などと、脳内大忙しでリラックスどころの騒ぎではない。あと、襟足を洗うために首の下に手を入れて頭を持ち上げられる時、『力抜いてくださって大丈夫ですよ』と毎回言われるにもかかわらず、どうも腹筋にフンッと力を入れてぷるぷるしてしまう。お痒いところありませんかと聞かれて、左脳から前頭葉あたり、などといつか答えてみたいという密かな野望を抱いていたりもする。本文とトンと関係ない画像は、チエコ嬢から頂きました。いつもありがとですなマスターなのでした。
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