3.11

あの日から一年。
長かったような、ぬっという間だったような、そんな一年。
たくさんの人が本当に色々な事を考え、色々な事に気付かされ、本当に色々、読んで字の如く、色々な色の涙を流した一年だったと思う。
イロイロばっかり書いてたら『色』という字がなんか変な形に見えてきたけど。
わしなんか何も偉そうに言える立場じゃないけど、ひとりの人間として、震災と原発事故で命を落とされた方々のご冥福を心からお祈りすると共に、いまだ苦しみ続けている方々に一体何ができるのか、自分なりに模索し続けたいと改めて思う。



画像は、3.11でまるで役に立たなかった書棚のL字金具と、CDラックの扉開放防止器具が外れて雪崩れ落ちたCD(と、それによってガコガコに傷ついた床)。どちらも地震を想定して対策してたつもりだったもの。
こんなのはほんのちっぽけな被害だけれど、この画像を見るたび、あの日の恐怖やらテレビ画面から流れていた特撮のような津波映像やら後日の原発爆発シーンやらがフラッシュバックして、あの日まであらゆることに対して無知すぎた自分と、まるで何事もなかったかのように装おうとしている日常平和に釘を刺すというか渇を入れるというか、いまだ消去せずケータイに保存してある。
ぬぁぁぁ。なんかこんなんじゃ何も伝わらなそうでもどかしいけど。
生と死とか、義務と責任とか、なんかそんなとっくに皆は考えていたことなんだろうけど、そういうことでもなくて、なんかこう、とにかく、皆が笑って暮らせますように。
ひたすらお祈りするマスターなのでした。
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