移植後DAY1560

▼本日のキニナリ
血圧(朝127/88)(夜97/68)
ドライアイ(弱)

▼本日のカクテル
ランデル(降圧剤)

〇本日は阿波踊り最終日
〇高円寺阿波踊りは、地元はもちろん全国各地から何十組もの阿波踊り連(お囃子と踊り子のチーム)が集結するお祭りで
〇連によって皆それぞれ本当に持ち味が違うので、色んなタイプが味わえるですよ
〇演奏に限って言うと『踊り子さん達をいかに美しく踊らせるかのための演奏』と『演奏そのもので盛り上げるための演奏』と二種類あって
〇後者は重低音の爆音による圧倒的な音圧に五臓六腑が揺さぶられて観客は否応なしに盛り上がっちゃうんだけど、そういう連の踊り子さん達はビート的にやっぱ踊りづらそうだし観客もお囃子しか見てないしで
〇んでわしはこれまで例年『大太鼓らぶ♪』『できることならわしも叩きたいしなんなら叩かれたい(変態)』で完全なる大太鼓フィーチャー連(後者)推しだったわけなのですが
〇なんか今年は『総合演出力』に断然魅力を感じるように変わったですよ
〇ミュージカルというかお芝居というか、起承転結、静と動、抑揚、陰陽、展開タイミングセンス、散りばめられた仕掛け、リズムパターンの効果的な切り替え等々
〇演奏力も演技力も舞踊力ももちろん大事だけど、ほんの数分のプレイ時間中にドラマをぶっ込む構成作家と呼ぶのか編曲家と呼ぶのか分からにゃいけど
〇そういう仕込み側の人々の力量こそ、もの凄く大事なんだろうなとかいまさら気付かされて感動
〇音楽もそうだけど、3分位の短い時間内に、聴いた人の脳内にその人それぞれな絵を描かせちゃうわけだから
〇曲の構成って本当に大事だしセンスだしセンスないなら研究あるのみだしなどといまさら
〇踊り子さん達をアップテンポでかっこよくハネて入り乱れて踊りまくらせた後でキメで『ヤァーッ』っと叫んでピタリと静止させてからの
〇ゆるりゆるりタ、カ、ト、コ、タカトコ、タカタカトトトトなどとスローモーションで女踊りと男踊りのフォーメーションを美しく配置換えしてゆくのを支える演奏の見事なタイミングの図りっぷりったらもう
〇策士ぃぃぃぃかっこえすぎて萌えるぅぅぅぅ
〇すげぇよね、阿波踊りの曲構成と振り付け演出考えてる人って、すげぇよね
〇などと言ってる割に結局そっち側じゃなくて演者側でありたいし演者側しかできにゃいけどもももも
〇自分で作詞作曲編曲してた過去はあばばばばしてもらって
〇長年同じ事を体験してても、受け止め方ってどんどん変わってゆくんだぬぅ当たり前だけどぬぅ
〇ということで、高円寺に住んで24年、なんかまた新たな発見をした実り多き高円寺阿波踊りの二日間でした
〇でも、年々キャパを超えて増え続ける観客数と演舞現場の道幅の狭さと悪化し続けるアンモラル場所取りの酷さのために
〇元々狭い道に更にはみ出す見物客で思うように踊れず演奏できずで演りづらそうな演者達と、せっかく訪れたのに人垣が凄過ぎて演技も何も見えたもんじゃなくひたすら規制された一歩通行をもそもそ牛歩させられる観光客と
〇ここ数年の本末転倒なおかしな現実を何とかできないものかしらと気になっているのはわし以外にも大勢いるはずずず
〇運営側ももちろん重要な課題として頭を痛めてるだろうし、基本は高円寺の商店街のための歴史あるお祭りなので、移住余所者が口を挟むなんてアレな世界らすぅいけどどど
〇とにかく演る側も観る側も皆が無理なく怪我なく楽しめるお祭りになるとええですぬ
〇あわわ 阿波踊り考察なぞ偉そうにあれこれ書いたった
〇踊る阿呆に見る阿呆そして考察してブログに書く阿呆、いやただのパライヨツ阿呆\(^^)/
〇そんなこんなで高円寺の夏は今年も阿波踊りと共に終わりましたよぅー
〇明朝の高円寺の路上は、毎年恒例の酔っ払いの置き土産ゴミ・ゲロに加え、今年はタピオカプラゴミも溢れてるはずずず
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