移植後DAY2275

▼本日のキニナリ
血圧(朝149/107)(夜測れず) ←Σ(゚Д゚)
体温(朝36.1℃)(夜測れず)
ドライアイ(中)

▼本日のカクテル
ランデル(降圧薬)
ロスバスタチン(降LDL-C薬)

▼本日の父上
○AM 突然数字も文字も書けなくなった
○発覚の経緯:父上がいつも記入している血圧記録表の今朝の記録が、列と行が認識できず数段に渡ってガッタガタに書かれていたのをわしが発見し→こりゃ怪しいと紙に試しに自分の名前や母上の名前を書かせてみたら、ひらがなも漢字もアウトだった
○脳から手への命令系統がショートしてるようで、書こうと考えた位置と実際に手が動いて書く位置にズレがあるし、文字の構造も縦と横の概念も認識できないようだった
○本人も『あれっ!?なんで!?なんでだようっ!なんで書けないんだよう!』と動揺して混乱して叫びながら『もういやだようっ!!』と泣きそうになりながら紙をぐしゃぐしゃに丸め続けていた
○わしもさすがにその字とは呼べない字を見て心臓ばくばくでパニクりながら、これって脳梗塞の症状なんじゃ!?救急車呼ぶべきなんじゃ!?と慌てて姉上に連絡
○そこへちょうど母上転倒対策用の手摺の設置にケアマネさんが来てくれたので、彼にもあわあわ症状伝えて相談した結果
○まずは訪問診療してもらってるクリニックに相談してみましょう、ということでさっそく電話
○2日前に診てもらった時はまだぼんやりしてるだけだったけど、昨日から『今まで出来ていたことが急に出来なくなった』こと(トイレの水の流し方が分からなくなった等)、それが今日は更に悪化した(字が書けなくなった)旨を伝えたところ、『緊急手配して医師をなんとかそちらに向かわせますっ』と言ってもらえて、間もなくドクターチームがすっ飛んで来てくれますた
○んで医師に症状やら経緯やら詳しく伝えて、医師もしばらく父上をあちこちチェックした結果
○すぐ病院行くべきなんで手配してみます、っちゅって父上が胃がんの手術をした病院に電話をしてあれこれ掛け合ってくれたんだけども(結構長時間ねばってくれてた)
○本当は相手先の病院まで救急搬送してもらって救急で対応してもらいたかったけど駄目だったこと、でも話は通しておいたから外来にねじ込ませてもらえたこと、そのまま入院させてもらえればいいけど今ベッド空いてないからとりあえず帰されちゃう可能性が高いこと、だからアレとソレとだけ持って支度して今すぐ連れて行ってあげて頑張ってー、と励ましてくだすって
○んもうケアマネさんもクリニックの相談窓口のおねいさんも駆け付けてくれたドクター達も皆さんの迅速丁寧かつあたたかい対応がふんとにもう激しくありがた過ぎて泣けてきながら
○即入院の可能性もゼロではないからとりあえず2日分の処方薬やら何やらだけドバババッと鞄にぶち込んでタクシー呼んで
○長いから端折ります
○病院到着→脳神経外科診察→頭部CT検査
○検査結果を受けての再診察を待ってる間に、姉上も駆け付け到着
○そして『付き添いの方だけ診察室にお入り下さい』と看護師さんに呼ばれた段階でもう半分告知されたようなもんだったけど
○姉上と二人で診察室に入ると、さっき撮ったばかりの父上の脳のCT画像の白いでっかい塊を指差しながら『癌が脳に転移しています 終末期です』とドクター
○この数日間の父上の怒涛の急変の原因として考えられる有力候補の一つとして予想はしていたので
○『ぬえええっ!?』ではなく『ああ、やっぱりでしたか』といった不思議と静かな感情
○声を詰まらせて泣きそうになってるのを必死で堪えてる姉上の背中をさすりながら、ドクターの説明を聞く
○癌の積極治療するわけじゃないなら入院できないし、そもそも脳外科のベッド空いてないし、今日は一旦帰宅して明日外科で背中の検査もしてみて、背中の痛みを取るための治療って方向で外科に入院手配してもらえるよう申し送りしておきます、とのことで
○とてもじゃないけどこのまま家で暮らせる状態ではないので、まだ入院できるか確定したわけではないものの、ひとまず半分ホッとしたですよ
○車椅子の上でうとうとぼんやりしている本人にはまだ知らせず、というか知らせられず
○とりあえず一旦帰宅
○末期癌なら鎮痛剤を限界量まで飲んじゃっていい、という特殊ルールも今日医師から初めて教えてもらったので
○背中が痛い痛いと訴え続ける父上に通常の倍量を与えたらさすがに効いたようで
○元気が出てきてUNOやりたいと言うので
○姉上も交えて久々の4人体制のUNO大会
○これが最後のUNOになるのかもしれないと思ったらちょっと泣けてきちゃったので涙がバレたらヤバいからそれを振り切るように異常なまでの超絶ハイテンションでゲームしたことでしたよ
○んでゲーム後、父上はもうずーーっと入浴していないので、姉上と二人で初めての入浴介助
○わしゃパンイチでやってたせいで、お風呂から上がった後ゾクゾクしちゃって見事に風邪引いてしまい
○介護側が一番体調自己管理気を付けなきゃいけないのに、と激しく後悔
○色んな事が走馬灯しつつ背中ゾクゾク悪寒に襲われつつ熱上がらないよう祈りつつ全く眠れなかった三日目のわしの家の話ᕦ(・ㅂ・)ᕤゼアッ
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