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悪しきものも、見過ごされたからこそ…。


前々回前回の記事を要約してしまえば、
親会社から中途入社してきた人物(先輩社員だったけど)が、
過去、性犯罪(チカン)行為のある人物であり。
その性癖から、他人のロッカーなどを漁っていたところ、
ある日、大騒ぎとはなったもの。
その事実と、過去の不始末が気付かれることもなく。
そのまま過ごしていたもの。
数年後、ついにチカン行為で捕まってしまったというもの。
社会的な制裁を受けるべき性犯罪者に対し、
その後も、顔のきく子会社へと、
中途入社できるよう便宜を図った親会社の人事には、
どのような意図があったのかは分からない。
しかし、その事実を知るべき人間もいない状況であれば、
被害が、さらに拡大していくことなど、すぐに思いつく。
チカン行為(性犯罪)は、
被害者となる女性だけがダメージを負うものではなく。
(もちろん被害者と比較できるものではないが…。)
職場の同僚が、性犯罪(犯罪者)として捕まることは、
周囲の人間にとっても、軽いものではなかった。


性犯罪の被害は、女性だけでなく、
子供(男女問わず)にまで及ぶと聞く。
しかも、案外、軽い処罰で済んでしまう。
通勤、通学の電車内だけでなく。
国防に関わる自衛隊内でも、
女性自衛官への性加害があったことが報じられたのも、
つい最近のこと。
政府が、“国を守る”という建前で、
外国から、高価な兵器を購入するつもりであっても、
その“守るべき国家”に“尊厳”や
“規範”が見失われていては、説得力もなく。
その被害を訴えた女性自衛官の名前と顔は、大きく報じられたものの、
加害行為を行なった男性自衛官たちの名前と顔は、
ほとんど報じられなかったことにも許せないものがある。



蛇足:
個人的な見解であり、以前にも記した言葉となるけど。
もし社会が、理想的なまでに正しく機能しているのであれば、
インターネット上における、匿名の投稿者の存在など不要であり。
まさに排除すべき、“悪”だと思う。
但(ただ)し、あらゆる不正を、
すべて正していける社会など考えるだけでも、息苦しく。
しかも、匿名で情報を発信できるインターネットは、
不正や腐敗の事実を、第三者に伝えられる数少ない手段。
だからこそ…、
「インターネットを通じて、不都合な情報(都合の悪い情報)が、
伝わらないようにしたい」と考えている人間は多く。
その手段も生まれつつある。
2年前の安倍元首相殺害事件以降、
カルトと政治、そして、政治と裏金など。
政府を動かしてきた政党(与党である自民党)の腐敗と裏切りという、
見過ごせない社会悪へと意識が向くあまり、
語れなかったことは、かなり多く。
キチンと、決着(ケリ)をつけていかなければならない。
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