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「ダーティーハリー」と「ダーティーハリーのような作品」


来週のTV番組表を見たところ、
映画「ダーティーハリー」のシリーズ作品が放送予定になっていた。

71年の映画「ダーティーハリー」は、
サスペンス映画「ゾディアック」においても、
時代性の象徴として、1シーンが用いられている。
これは大げさでもなく。
主に正義の味方としてだけで描写されていた”刑事”という存在を、
犯罪者の暴力に対し、”力わざ”で対抗していくという生々しい姿で、
強烈な印象を与えたクリント・イーストウッドの代表作の1つ。
その後、模倣作品としか思えないような映画やTVドラマが、
数多く生み出されたけど。
それら模倣作にリスペクト(敬意)があったかは疑問に思える。
どれも本質から外れたものが多く。
そのため、映画「ダーティーハリー」を見てもいないのに
勝手なイメージを持っている人も少なくもなく。
あらためて見直すと、ダーティーハリーことハリー・キャラハン刑事は、
型破りでタフだが、決して無敵のヒーローでなく。
ちょっと意外な印象を受けてしまうほど。



70年代に映画公開されてから、
イーストウッドが映画の中で使った
大型拳銃S&W(スミス アンド ウェッソン)M29は、
現在でも世界中のガンマニアの間で、時々話題になる。
背の高いイーストウッドが、西部劇のガンマンのごとく、
颯爽と大型拳銃を扱うのは、かなりスクリーン映えする。
現代でも回転式拳銃(リボルバー)は、信頼の高い銃火器の1つで、
西部劇でのアウトローのイメージもあるイーストウッドには、
自動拳銃(オート)より、回転式拳銃(リボルバー)の方が、
映像的にもピタリとくることもあり。
西部劇に出てくるような大型拳銃をチョイスするのなら、
口径の大きなマグナム拳銃になったのだろうけど。
ほとんど金属で出来ている拳銃は大きければ重くなる。
私服刑事が上着の内側に吊るして携行することを考えれば、
あまり理想的とも思えない。
(大きさ以外の点でも…。)
この辺は、映画ならでは事情があったというところかな。

後日追記(2018年3月):
ダーティーハリーの2作目では、
犯罪者狩りを行う警官たちとの物語になっていたけど。
今、あらためて見てみると、かなり怖い内容になっている。
映画の公開された年代もあって、
イーストウッドが演じたハリー・キャラハン刑事は、
チャールズ・ブロンソンが演じたポール・カージィのイメージとダブるけど。
そのスタンスの違いが感じられる内容にも思える。
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エネルギーハーベスティング:雑誌記事より


最近、街中にWi-Fiスポットが増えていることから、
その電波の電力を
収穫するエネルギーハーベスティングの研究が進んでいる。

…という科学雑誌の記事があった。
現状では、ダイオードで検波した電気を利用するゲルマラジオと
同じような構造になるらしい。
そう言えば、子供の頃に科学雑誌や工作の本を見ながら、
よく原理も分からないまま、ゲルマラジオを作ったことがある。
「研究」などと聞けば、どこか身構えてしまうけど。
雑誌の記事だけでは、
どれほどの規模で行われているものかは、よく分からないところ。
現代社会では、街中を行き交う情報と電波の量は比例している。
単純にWi-Fiや携帯電話だけを考えても、
どれだけのエネルギーになるのだろうか?
そのエネルギーを集約した活用ができなくても、
色々と期待したくなるような内容でもあった。



蛇足:
3月11日が近づいてきたためなのか?
この記事が…。
7年前の「東日本大震災」により、
ヒステリックなまでに節電を呼びかけていたときだったのなら、
世間の反応は、どうだったのだろうか?…と考えてしまう。
今は、当時と風潮は違うけど。
まだ過去の話とするには、
片付いていないことが多いようにも思える。

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見慣れぬ日常、気晴らしのとき


ここ数日、体力を削り取られるような温度というものを、
久しぶりに実感することになった。
この日は、その影響もあって…。
お昼前からやらないといけない用事があり。
昼食の分まで、朝食をとっておくことにした。
ついでに、いつもなら利用することもない駅の売店に寄ってみる。



惰性的な生活になれてしまったのか?
身構えるほどでもなくても、いつもとは違ったことがあるとき。
見慣れているハズの光景も、別のものに思える。
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