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通勤者と通学生との綱引き?


タヌキともネコともつかない正体不明のヌイグルミが、カバンにぶら下がっていた。
通勤中と思われる女性のバックが動くたびに、ぷらぷらと揺れる。
他にも、通学中と思われる学生のカバンには、
男女の区別なく、それぞれにヌイグルミが、ぶら下がっている。
合格祈願の効果を謳って、新手の霊感商法でも、
はびこっているのなら、かなりの被害状況かも知れない。
・・・と、またバカなことを思ってしまう。
通勤中の電車内で考えつくことは、どうにもシニカルになる。
正体不明のタヌキ(?)は、
蝶ネクタイにサスペンダーで吊した半ズボン、スニーカー姿だった。
口を広げ、満面の笑みを浮かべている表情は、どこか生意気にも見える。
20年ほど前、ゲームセンターにあったクレーンゲームで似たようなヌイグルミを、
つり上げたことがある。
今でも、あるのかも知れない。
電車内が混んできた。
つり革につかまり、足を踏ん張るような姿勢が続くことになった。
しばらくして、ターミナル駅で停車する。
目の前にいるブレザー姿の高校生と思われる少年が降りようとしたところ。
その腕に、何かがからまっていた。
その動きに引っ張られて、女性がカバンを落としそうになっていた。
カバンと腕の間で、タヌキが上下に引っ張られていた。
混み合う車内では、ブレザーの腕に絡んだヌイグルミのヒモは、なかなか解けない。
女性も引っ張るぐらいしかできないようで、
タヌキは、ヒモを中心にグルグルと回転している。
タヌキは、どこか情けない顔をしているようにも見えてきた。
手を伸ばしていた。
ブレザーのボタンに引っかかったタヌキを押さえつけた。
少年が、腕のボタンに絡んだヒモを外すと、ベルの鳴るホームに素早く降りていった。
手を離すと、タヌキは、またぷらぷらと揺れている。

電車を乗り換え、コンコースを急いでいると、何かが落ちていた。
素早くかがんで、拾い上げる。
また正体不明のヌイグルミだった。
これは、イヌなのかな?
どこかマヌケな顔をしている。
エスカレーターの端にあるポールの上に乗せる。
運がよければ、持ち主が拾ってくれるかも知れない。
運がなければ、清掃業者によって、片づけられるだろう。



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IRISH PUB CELTS:東京駅八重洲側


夕方、仕事が滞りなく終わったこともあって、軽く一杯、楽しみたい気分になった。
東京駅は、相変わらず好きになれないが、
八重洲側にアイリッシュ風のパブがあるのを思い出していた。
アイリッシュ・パブ「CELTS」。
店の人に1人であることを伝え、カウンター席に座らせてもらう。
今年のボジョレー・ヌーヴォをグラスでも頼めるようだったので、まずは一杯。
すぐ帰るつもりだったが、カウンターに並んだボトルを見ると、色々と目移りしてくる。
キルケニーやギネスなどが、ハーフパイントから楽しめる。



それに、アイリシュウイスキーには、タラモアデュウもある。
久々に一杯、いただくことにしました。
タラモアデュウがあるのだから、リキュールには、アイリッシュ・ミストもある。
ほんの少しだけ、アイルランドのタラモアデュウで見た養蜂箱を思い出していた。
関連する記事・・・でも、ほとんど記述していないけど)

この旅行は、結構な出費だったので、これくらいは自慢させていただこうかな?



他にも、アイリッシュのブランドでは、ベイリーズやジェームソンなどもある。
フードメニューも、ポイントを押さえてある。
・・・でも、アイリッシュ風のパブとしては、上品すぎない?
もっとも、それが悪くないのですけど、ね。



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本日の夕方ニュースから・・・。

憎しみ、怒り、恨みに、悪意。
これらの意思を、もっとも単純に効果的に、当人や第三者に表現する手段。
そして、自信と誇りを失ってとる行動は?
答えは、「武力(暴力)」。


数年前の新聞(産経新聞2004年4月4日)の書籍案内に、
W・ゲイリン著、中谷和男訳の「憎悪」と言うのがあった。
以下引用。
人間が「憎悪」という感情に捕らわれ、暴力や殺人にいたるまでの心の動き・・・
自爆テロや虐殺などを理解するには、
社会的背景の考察に留まらず「憎悪の仕組み」を知ることが必要。
一時的に爆発する怒りとは違い、憎悪は持続的で執念深い怒りであり、
生活の中で肥大していく。常に憎悪をぶつける敵を探し、
非は敵にあると信じているため自分の行為に罪悪感を覚えることはない。
そして、こういった人々によって「憎悪の文化」が形成されたとき、
恐怖の社会現象が引き起こされる。
人間の弱さから生み出された感情がシステム化されたときの恐怖をあげつつ、
それを利用する者に真っ向から立ち向かうべきだと説いている

海を越えた隣の国で起こった大変な事態。
正直、上記のような認識で対処しきれるのかは、判断はできない。
大変な状況で、亡くなった方々と、その家族を考えると、重い気分になる。






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タコ?それともイカ?:「好きなおでんの具は何ですか?」の後日談?


つい最近、お酒に関連したブログを、いくつか見ていたら、
”クラーケン”の名を付したラムベースのカクテルがあるとのこと。
クラーケンとは、映画「タイタンの戦い」にも出てきた海獣。
ファンタジー系のコンピューターゲームなどでは、
よく出てくる怪物(海獣)の1つ。
その昔(・・・でもないけど)、コンピューターゲームに熱中していた時期があり、
そのときに耳にもしたことがある。
神話や物語の中では、巨大イカだったり、巨大ダコだったりもする。
友人から、聞いた話によると、”タコ”より”イカ”とのこと。
その影響もあって、ゲームによって、色々と個性的なデザインがされ、興味深い相手。
「クラーケンは、”タコ”か”イカ”か?」というのを、
ファンタジーRPGにハマった人たち同士が、
白熱した議論を展開していたときがあった(?:実はよくわからない・・・)。
当時、テレビCMで、タコやイカ、マンボウを模した容器に
入ったシャンプーやリンスなどの商品があったこともあり・・・。
「タコとイカなら、次は、マンボウなんじゃあない?」などと、
茶化したら、怖ろしいほど冷めたい視線で見られたほど。
”巨大イカと戦うなど、まさに弱肉強食(!?)”・・・などと思ったものです。

蛇足:
先週のトラックバック練習板のお題は「好きなおでんの具は何ですか?」
(関連する記事)
一週間以上して、あらためて見ると、色んなものがある。
「大根」、「はんぺん」に「しらたき」。
おでんの具・・・。
この”具”。
”たね”とも”ぐ”とも読める。
それは、良しとして、おでんの具に”タコ”を使うところもあった気がする。
ちょっと聞いてみると、タコをおでんに使うと、堅くなりがちだとのこと。
以前、どこかで味わった気もするのだけど、食感が思い出せない。




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イエローテイル ピノ・ノワール:オーストラリアのワイン


ちょっとしたスーパーマーケットで・・・。
手頃な値段でピノ・ノワールのワインが売られていた。
「イエローテイル ピノ・ノワール」
イエローテイルは、オーストラリアのワイン。
カンガールのラベルがされている。

オーストラリア、アメリカ・・・などのワインは、
ニューワールドとも呼ばれる地域で、値段も手頃で飲みやすい。
ピノ・ノワール(Pinot noir)とは、ワイン用のブドウ品種。
“ピノ”松かさ、“ノワール”黒。ピノ系品種。
“粒”や“房”は小さいが、果皮は厚い。
オーストラリアの食生活は、無香料・無着色=ナチュラル嗜好である。
入植者たちによる開拓で、オーストラリアは、
大陸固有の貴重な動植物を失ってきた歴史もあり、
自然志向の意識は、きわめて高い。
ちなみにオーストラリアには、原子力発電所が、一基もないとのこと。
(調べてみると、色々とありそうだけど。現在はない。)

数年前(2003‘12月)にシドニーに行くことができた。
家族への想いが強い国民性なのかは知らないが、クリスマス休暇での帰省客が多く。
シドニーのような近代都市も、帰省客と観光客で観光都市のような状態でした。
オーストラリアは、初訪問だったので、
旅行会社のオプショナルツアーを利用しましたけど。
今、考えると、丸1日、現地のワイナリーに泊り込むほうが、
有意義に時間を使えるかと思われる。
こういう要望を旅行会社は、必ずしも満たしてくれないのだと、
思い知らされる経験でもありました。
南半球で12月と言えば、真夏。
まだブドウは色づいてなく、やがて赤ワイン用のブドウとして、
色がついていくのだと説明されたものです。
<2022年5月誤字脱字訂正>
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