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無為なるも…。


今から150年前の1868年は、
日本の歴史が大きく動いた明治維新(明治一年)になる。
そんな年だからか?
維新の英雄、西郷隆盛を主人公とした大河ドラマも始まっていた。
レコーダーに録画されているドラマを見てみると、
かつて西郷を演じたこともある西田敏行が、ナレーションをしていた。
「あのとき、大久保利通を演じたのは、鹿賀丈史さんだったな」などと
思っていたら、今回、島津の殿様を演じていたのは鹿賀丈史。
その息子、島津斉彬を演じるのが、渡辺謙だった。
かなり贅沢な俳優陣だな…(大河だから、ね!)。
“明治”という元号が出されたとき。
「逆から読めば、“治(おさまる)”“明(めい)”てなもんよ」と
揶揄されたとも伝えられるけど。

それは新しい時代の到来を感じ、
同時に、古い時代へ取り残されていくような“不安”や“怖れ”を
感じていたのかも知れない。
…とは言え、それ以外に思いつくこともなく。
ただ時間を消耗したまま、数週間が過ぎてしまっていた。

追記:
1~2週間ほど前、ネット上の情報で、
マンガ原作者:狩撫麻礼が、1/7に亡くなっていたことを知った。
別名義での“ひじかた憂峰”のコミック作品にも、
「湯煙スナイパー」や「リバースエッジ大川探偵事務所」などがあり。
どちらもドラマ化されている。
ここ数年、コミック作品を読み漁るようなことはなく。
自分の中で続いていたドラマの一部が終わったような気分にもなった。
冥福をお祈りいたします。
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虎の店で、戌の年を祝う


さえない気分は、いつものこと。
それでも年明けからともなれば、どうにかしたくもなるけど。
ただウダウダ、それともグダグダ(?)しているうちに
10日近く経っていた。
…でも、そろそろかな。
馴染みにしているうどんの店「虎次郎」が、
年明けの営業を始める。
そう思って、本郷まで、足を向けてみることにした。
去年は、とくに考えもせずに
「“年越しそば”ならぬ“年明けうどん”を味わうかな」と記したけど。
香川県では、紅白の具材を盛った“年明けうどん”が、
本当にあるらしく。
ちょっと驚かされてしまう。
(「虎次郎」に関する過去の記事)



同じような“年明けうどん”を用意してくれとは、さすがに言えないけど。
ちょうど良いタイミングかも知れない。
ついでに、天ぷらもあげてもろおうかな。


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気分は、いまだにチキンイヤー!?


また年越しのそばを、即席のカップそばで、
味わうことになった平成29年の年末。
平成30年となり、“おめでとう”と言われても実感もなく。
いつものような仕事帰りであっても、
馴染みにしている店に足を向けても、営業しているハズなく。
どこかシラけた気分にさせる。
正月から読みかけの雑誌や本をもって、
ファミレスで読み漁っていくことにした。
「まあ、新年といっても、こんなところかな」と、
割り切れないまま。
どこかトゲトゲしい気分にもなる。



食事だけでなく、ビールでも頼んでみるかな。
ありがたことにハートランドがあったけど、
口に含んでみるも、苦味だけがしみていく。

しばらくして…。
本や雑誌を読み漁りながら、また口に含んでみる。
同じ“苦味”だけど、どこか気分を違うものにしていく。
「これで解決、すべて幸せ!」と言えば、ウソになるけど。
少しの間、ホッとさせるものになる。
犬の年を迎えるには、もう少し必要かな。
まだ気分は、トリの年。

蛇足:

戦後の日本で人気だったのが、屋台のラーメン。
それを自宅でも食べられるようにと開発されたのが、
インスタントラーメンになる。
1958年、安藤百福(1910~2007)によって、
世界ではじめて誕生する。
横浜市には、安藤百福の記念館まであり。
今年は、インスタントラーメンが誕生して60年目を迎えることになる。
そう考えれば、即席のカップそばで、年末を迎えるのも、
まあ、仕方のないところなのかな?
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