スポーツエトセトラ

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横浜高出身プロ野球選手一覧【Part3】

2020-05-26 09:31:04 | 横浜高出身プロ野球選手
横浜高出身の全プロ野球選手を紹介するシリーズ。
最終回は04年度卒以降の選手たちです。



近年は2~3年に1回ほど空白のシーズンがあるものの、
2年以上間を空けることなく、コンスタントにプロ選手を輩出し続けていることが分かります。
表を見てもメジャーに進出した筒香を除くと、大半の選手が現役のため
数字はさらに上積みされていくことでしょう。

夏の甲子園でベスト8入りした04年度は、大会屈指の好投手と称された涌井秀章がドラフト1位で西武へ。
7度の二ケタ勝利、3度の最多勝獲得と球界を代表するピッチャーとして君臨しました。
石川雄洋は横浜ではショートのレギュラーに定着し、10年には153安打、36盗塁をマークしています。

06年のセンバツで、横浜は8年ぶりの全国制覇を成し遂げます。
この時の正捕手が福田永将。プロではなかなか一軍に定着できなかったものの、
16年から4年連続で二ケタ本塁打を記録するなど素質が開花しつつあります。
この時のメンバーでは、ほかに佐藤賢治、下水流昴、高濱卓也がプロに飛び込みました。

08年度卒の倉本寿彦は大学、社会人を経てのプロ入り。
17年には全試合に出場し、DeNAの日本シリーズ出場に大いに貢献しています。

09年度卒の筒香嘉智は高校時から強打者として注目を集め、
16年には本塁打、打点の二冠を獲得。球界トップクラスの打者へと成長し、
20年からはメジャーの世界へとチャレンジしています。

11年度卒の近藤健介は、規定打席不足ながら17年に打率4割強を記録すると、
18年、19年と打率3割をマークするなど球界でも指折りの巧打者に成長。
乙坂智も19年に97試合に出場するなど、一軍定着目前に迫っています。

12年のセンバツでベスト8入りしたときのエース・柳裕也は明大でも活躍し、ドラ1入団。
3年目の19年に二ケタ勝利をマークし、今後のさらなる飛躍が期待されます。

14年度以降の選手たちはまだ若手のため、レギュラーや一軍定着には届いていませんが、
浅間大基や渡邊佳明、藤平尚真など積極的に起用されている選手もおり、今後が楽しみです。
近年は甲子園でもパッとしない横浜高ですが、プロ選手の育成という点では今後もかなり期待できそうですね。

最後に、横浜高出身者でベストオーダーを組んでみました。
投手の松坂も打撃はいいですし、なかなかの強力打線です。

1(二)石川雄洋
2(捕)近藤健介
3(右)鈴木尚典
4(左)筒香嘉智
5(中)多村仁
6(一)愛甲猛
7(三)福田永将
8(遊)阿部真宏
9(投)松坂大輔


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