「信じること」

馬場さん。
あの日からもう4日になりますが、
まだ私の中ではあの日の熱が冷めません。

2007年4月29日、私にとっても特別な一日でした。

「野音でピース！」という馬場さんの夢が
現実のものとなったその場にいられたこと、
奇跡のようにも思えてしまいます。

見事に晴れ渡った空も、美しい新緑も、
鳥たちのさえずりも、この日をお祝いしているようでしたね。

コブクロを通して馬場さんの音楽に出会った私は、
最近の馬場さんしか知らないし、
この夢にかけた馬場さんの想いや願いを
ほんのかけらしか分からないんだと思います。
でも、そんなのは別にして、
今の私が馬場さんに心からの拍手を送り、
おめでとうの気持ちを伝えられたこと、本当に嬉しいです。

泣きながら歌われたスタートライン、
そして夢に描いたまさにその風景だった
ボーイズ・オン・ザ・ランはもう、
私もただただ涙でした。

あの場にいてもいなくても心から馬場さんを
想う人たちの想いが一つになっていた会場は
温かい空気に満ち溢れていました。
拍手を聴いているだけでも涙が出そうでした。

悔しさに涙したり辛いこともあったりしながら
それでも諦めないで音楽を続けて来られたからこそ
迎えられたこの日。
ステージに立つ馬場さんはとても力強く輝いて見えました。
そして、こんな風に夢をかなえた人が実際に
目の前に存在しているということ、
それだけで力を、勇気をもらえます。

私にもこの目で見てみたい光景があって、
かなえたい夢があります。
まだまだ私の力が足りなくて、
それを実現するには程遠いです。
あまりの遠さに挫けそうになったり、
苦しさから逃げ出したくなったりもします。
でも、夢をかなえた馬場さんを見て、
こんなところで立ち止まっていたくないと強く思いました。
もっと自分と向き合って心の声を聴いて、
そして「信じて」立ち向かっていきたい。
生きて行きたい。
そうやって生きようとしている人がたくさんいる。

馬場さんの音楽はいつもそっと心に寄り添って、
時には叱咤激励、時には優しく見守ってくれて。
私の中になくてはならないものです。
これからも馬場さんの音楽を聴きながら
歩みを進めて行きたいです。

馬場さんの音楽に出会えて本当に良かった！

改めて馬場さん、おめでとうございます。
そして、ありがとうございます。

次は日比谷野音ですね！
私も馬場さんの夢がかなうよう、
そっと声援を送り続けますね。

その日まで、馬場さんが教えてくれた大切なこと。
「信じること」
忘れないように心の真ん中に置いて
私も頑張ります。