名塩御坊 教行寺

西宮市北部にある蓮如上人創建の寺 名塩御坊教行寺のブログ
〒669-1147 兵庫県西宮市名塩1丁目20番16号

名塩(なじお)+生瀬(なまぜ)=塩瀬(しおせ)☆

2020年07月07日 11時01分00秒 | 名塩・周辺地域関連

 

↑【時空の旅】宿場町と紙の里から-塩瀬-

 

住職の娘です。

今日は、当寺・教行寺のある西宮市名塩とその周辺地域に関する記事です。

動画は西宮市とCATVが製作したもので、兵庫県西宮(にしのみや)市の塩瀬(しおせ)地区、名塩と生瀬に関するものでYouTubeにて公開されています。

この動画「【時空の旅】宿場町と紙の里からー塩瀬ー」には、当寺「名塩御坊教行寺」についても紹介(3:23~)されています。

名塩の紙漉の現場を撮影した貴重な白黒映像もありますので、ゆっくりご視聴いただければと思います。

 

動画中の説明でもありますが、この隣り合う村は全く違う村でした。

生瀬は、宿場町で発展したことから人の往来を望む気風の村。

名塩は、和紙の里で製紙技術(知的財産)を守るために人の往来を望まない気風の村。

昭和の市町村合併の頃、結果的に、このまったく違う風土をもつ2つの村が西宮市に塩瀬地区として併合されました。

ただ、JR福知山線でも「宝塚」〜「生瀬」〜トンネル〜「西宮名塩」〜トンネルーという感じで最寄駅も違いますし、意外と直線距離で近い割に精神的距離は近く無いです😅

 


↑左上の赤い囲みの中が「名塩村」、右下黄色い囲みの中が「生瀬村」。紫色の印は動画開始時の撮影場所。

 

マークアップがアバウトで申し訳ないです💦

 


↑黄色い線の「生瀬通り」が街道筋であり、動画で出てくる「宿場町・生瀬」。
まさに、馬などが行き交う生瀬村のメイン通りだったところです。

 

まさに「時空の旅」…今は昔のお話です。

南無阿弥陀仏

 

にしのみやインターネットテレビ↓

ー市長定例会見や、CATV市広報番組「フロムにしのみや」で放送した市政情報等を掲載ー

(YouTubeチャンネル「にしのみやインターネットテレビ」から転載)

 

 

 


「西宮市 認知症サポート便利帳」☆

2019年12月11日 12時07分00秒 | 名塩・周辺地域関連

住職の娘です。

先日、西宮市が発行している「認知症サポート 便利帳」という用紙をもらってきました。
近年、北部図書館にはこういう市の情報ペーパーが平積みされています。
 
ネット情報弱者は、支所も図書館もある「塩瀬センター(塩瀬支所)」に通うことは有意義かもしれません。
 



上記のような内容です。
色分けが複雑ですが、色には意味があるようで仕方ないです😅
 
我が家も88歳の祖母で前坊守(ぼうもり:一般的に「住職の妻」の意)がおります。
近しい仲ではその妹(84歳)もいます。
祖母は私たち夫婦と一緒に暮していますので、本当に他人事ではありません。
 
高齢になればなるほど、本人の自由意志だけではどうにもならないことが多くなります。
本人が1番ツライと感じているのでしょうが、周囲の人間も相手を理解できない不安や、様々に沸き起こる気持ちが尽きることはありません
 
そういう時にこそ、様々なこれまでのご縁や、それを機に恵まれたご縁を大切にしたいものです。
 
個人的な経験ですが…
「どうしていいかわからない」「具体的な道筋を教えてほしい」といったときは、『地域包括支援センター』に電話相談するのが近道に感じました。
大変親身なお気持ちが伝わってきましたし、有り難い助言を頂きました。
高齢者関連で1番イラッとした経験は、市の高齢福祉課に電話したときです(笑)
お相手の事情もわかる気はするのですが、こちらも初めてのことばかりでナーバスになっているところでしたので。
「あの時に、この用紙の存在を知っていれば、手もとにあれば…」と思いました。
 
 
ただし、こういうサービスとしてのサポート体制だけで、文化的で尊厳のある生活を送ることが出来るわけではなさそうです。
軸になる人がいない状態では、適切なサポートはできない。
周囲のサポートなしには、軸になる人が孤立して折れる。
地縁の賜り物とでもいうのでしょうか。
わざわざルールを作ったり組織にならなくても、親戚やご近所で小さな親切というか、いい意味での「お節介」によって出来ること(させてもらえること)はあるのではないか?と考え、ご縁に感謝する今日この頃です。
 
合掌
 
 

中国道でトラック炎上

2019年06月12日 02時18分27秒 | 名塩・周辺地域関連
6/11 中国道・西宮名塩SAで車両火災 トラックが炎上
 
https://pikarinnews.net/sanyodo-info#611SA

【お知らせ】中国道 下り線 西宮名塩SAは、車両火災のため閉鎖中です。ご迷惑をおかけいたします。

寺から、名塩サービスエリア付近で黒煙が上がるのをみました。
実は、中国道はトラックの炎上事故が割と多いのです。おそらく、道路の高低差が大きいからなのでしょう。
 
夜9時頃になっても、サービスエリアで作業が続いていました。
 

西宮名塩駅で人身事故

2017年01月24日 18時01分09秒 | 名塩・周辺地域関連

 神戸新聞の記事です。

JR名塩駅で事故 宝塚-篠山口間で運転見合わせ

 23日午後6時ごろ、兵庫県西宮市のJR宝塚線西宮名塩駅で男性が新三田発尼崎行き回送電車にはねられ、死亡した。JR西日本によると、運転士が駅を通過する際、ホームから線路内に立ち入る男性を確認し、非常ブレーキをかけたが間に合わなかったという。西宮署が男性の身元確認を進めている。

 JR西によると、宝塚-篠山口間で上下線とも約1時間20分運転を見合わせ、32本が最大約2時間20分遅れて約1万9千人に影響した。

この記事を読む限りでは、転落事故ではなさそうですね。長い人生には、様々なことがあります。私だって、人に言えない辛いことをたくさん経験してきました。正直、死にたいと思ったことも一度ならずあります。

でもねえ、死に急いではいけませんよ。急がなくても、やがて死ぬ定めなのですから。死んでいく本人はそれで良いかもしれませんが、残された家族は、死ぬまでやりきれない思いを抱き続けることになります。私もまた、そういう遺族の一人です。

列車への飛び込みは、特にいけません。大勢の乗客に迷惑をかけるだけでなく、運転士の心に、生涯消えない傷を残して苦しめることになります。更に、嫌なことを言うようですが、飛び込みだと判明したら、遺族にJRへの損害賠償責任が発生します。

繰り返しますが、死に急いではいけません。