住職の娘です。
昨日は、穏やかな秋らしい1日でした。
風も強くなく、日陰で作業をするには大変捗る掃除日和。
夫と二人で、無理のない程度に掃除させてもらいました。
〇本堂の縁側の水拭き
これは夫のみ。
〇本堂の窓拭き
これは私のみ。
西向きの屋外に面したガラスだけ磨きました。
あまり一度に「今日は窓拭き!」などと安易に頑張りすぎると、すぐに肩と足が痛くなるため、慣れない作業を続けることは避けています。
最近、すこーし年齢を重ねてきて思うのですが…
「窓がくもっている」というのは、精神的に余裕がないか怠惰な気持ちから「心がくもっている」、もしくは物理的に視力が悪化して「目がくもっている」かだと。
もちろん、活動できる心身を維持できていることが前提です。
余談ですが、住職が10年位前「良い眼鏡をして鏡をみたら、自分の顔のしわにゾッとする」と言っていたことを覚えています。
その頃は、私も20代。
顔にしわもなく裸眼で運転できるくらいだったので、正直「フーン?」という感じでした。
しかし、近年眼病により視力が悪化、コンタクトを必要とする身になりました。
さらに、しわや白髪が気になるお年頃に突入しますと、とたんに我が事に。
もともと心身が虚弱でしたが、近ごろは頑張れる時間が減ってきたように感じたりします。
そうなってきますと、つい余裕をなくして窓ふきを後回しにしがちです。
また、掃除の仕方が雑になって「まぁ、これくらいで」と思う気持ちが湧いてくるようになります。
そんな中、最近、本堂の窓がくもっているのは、自身が「くもっている」状態なんだということだとやっと認められるようになりました。
認められても、その先の境界となると…😅汗
〇破れた障子のちょっとした修繕
夫と二人。
高所作業は、常に夫と二人三脚で作業を進めます。
今回、私は以下のような作業↓
1破れた障子の格子の計測
2破れた障子部分を切り取り
3障子紙を計測サイズに切る
4糊付け
5霧吹き
1脚立の移動と調整
2脚立を支える
3下で物のやり取り
4ちょっとした作業
夫は20代前半に椎間板ヘルニアを発症、30代で2回緊急入院した経験があり、慣れない体勢で作業してもらうことには不安があります。
障子など、純粋なパワーを必要としない作業の場合は、私が上で作業します。
下手くそながら、なんとか破れて穴が開いていた二か所をふさぎました!
ちなみに、この立派な脚立はお寺に寄贈されたものです。
良い脚立がなくて作業を躊躇っていたところ、先日、保護樹木クロマツを伐採してくれた方が、ご厚意でその場で寄贈して下さいました。
笑顔で寄贈して下さったK様に、心から感謝申し上げます。
おかげ様おもちまして、高所作業もあぶなげなく終えることができました!
本当に有難いことです。
南無阿弥陀仏
過去の関連記事
↑ここで、最後「お彼岸までに」と書いた障子の話です。
ただ、お盆明けから義父の具合が悪化してしまい、お彼岸直前に亡くなりました。
夫も私も北見と名塩を往復し、本堂のこと報恩講の準備をついつい後回しにしてしまったのでした🙏
合掌
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