住職の娘です。
久しぶりの更新になります(^◇^;)
昨年、祖母が転倒、骨折してそのまま自宅療養となり、同居している私たち夫婦は急遽完全介護生活となりました。
新型コロナの影響か、手術やその他加療の必要がなければ入院しないで在宅療養です。
この3ヶ月近く、長かったようなあっという間だったような…
おかげさまで、祖母もだいぶ回復してきているので有り難いです。
当地西宮市も介護や福祉に関するわかりやすい冊子をいろいろ制作し各所で配布してます。
自宅近くの北部図書館でも、本棚など目につくところに以下のような冊子が置かれていました。
その中の1冊「望む暮らしをわがまちで」。
↑冊子12ページ「介護保険の申請から利用までの流れ」など、利用者家族として体験させてもらっています。
ただ、個人的な感想ですが、市の高齢福祉課よりも、地域包括支援センターの「西宮市高齢者あんしん窓口」に連絡する方が対応が親切丁寧でありがたかったです。
まさに「あんしん窓口」(笑)
年の瀬12月下旬に申請、その後市から依頼を受けた調査員が派遣されて本人や家族と面談し、実際に要介護認定の結果を受けたのは年明け1月下旬。
ただし、必ずしもこの冊子の通り時系列が再現される訳ではないです。
必要に応じてある程度は前倒しのサービス利用も可能で、我が家のように「認定見込み」でサービスを利用すれば、認定結果が出た後に申請日に遡って計算し、まとめて確定利用料の請求がきます。
我が家では、2月から3月にかけて、利用請求がくるようになりました。
一連の申請手続き、必要なサービスに関すること、市や事業所等の調整はケアマネさんの職域らしく、担当ケアマネさんの手際のいい采配で言われるがままでのりきれました!
ただ、「今、必要なの!」という状況で実費覚悟なら、窓口に連絡するより先に、福祉用具(例えば電動ベッドや車椅子)をレンタルするのもありだと思います。
うちも、まずは福祉用具をレンタルし、なんとか最低限の介護生活を送れるようにしつつ同時並行的に申請を行いました。
手続き完了を待っていたら、その間、文化的な生活ができなかったので…
↑介助についてリストにしてみた結果です(笑)
私中心にリスト化しているので、○=私が介助している、×=本人が自力でしていること。
「現在」は、安静期間中で調査日直前の1月15日時点。
この調査の結果、要介護2になりました。
介護は日常で、誰か一人で背負えるものではないというのは真実でした。
本人の望みだけでおこなえることでもないし、本人そっちのけ家族の都合だけでおこなえるでもない。
1人だとしても、周囲のかかわりのある人と一緒に、さりげなくホウレンソウしつつ、孤独にならないように心がける。
みんな自分の向き不向きを踏まえて、少しずつ我慢し、努力し、協力して受け止めていくしかないんだと教わっている気がします。
合掌
余談ですが…
↑「家族を家で看取る本」
何年か前に購入した本ですが、この本から得られた知識(予習w)が今回の件で役立ちました。
最期を自宅か否かというよりも、流れやルール、サービスの種類とその費用に関してイメージしやすい本です。
実際、今回初めてのことが多かったですが、担当ケアマネさんと意思疎通がしやすくて助かりました。
転ばぬ先の杖は大事!
脳内出血で暫くは意識がありましたが
少しずつ意識がなくなって数年の療養後
永眠しました。
在宅介護は大変ですがお大事になさってくださいね。
お心のこもったコメント頂き誠にありがとうございます。
なんとなくですが、お母様が遺された人生の重みを感じました。
頂戴したお気持ちを忘れずに、無理なく過ごていきたいと思います。