今から40年以上前、寺だよりを発行し始めた頃は、蝋引きの原紙に鉄筆で字を書いて、謄写版でわら半紙に印刷していた。当時は折込にするお金がなく、自分で各戸に配布していた。
今の若い人はわら半紙など知らないだろう。最初は、藁や木綿の繊維を材料にして作られたので、この名前がある。土地によっては、ざら紙と言う。後に、木材チップで作られるようになってからは、少し色のついた低質紙を指すようになった。この寺だよりも、ざら紙である。40年ほど前には、わら半紙の方が上質紙より安かったのだが、現在では上質紙の方が安くなってしまった。印刷機やコピー機の普及によって、紙送りをするゴムローラーを汚すわら半紙の需要が激減したからだ。謄写版(トウシャバン)も、学校などでは当たり前の印刷道具だったが、今では見かけることもあるまい。興味があれば、ネットで調べてみてほしい。コピー機しか知らない若い人はのけぞるかもしれない。
今では、PCで原稿を作り、印刷屋にメールで送り、折込で入れて、ずいぶん楽ができるようになった。しかし、新しい時代になって、別の問題が出てきた。新聞の発行部数が減っているのだ。日本新聞協会によれば、2018年の発行部数は約3990万部で、2017年に比べると223万部減少している。
若い人が紙の新聞を読まなくなったせいだという。さて、折込の寺だよりはいつまで続けられるのだろう。ブログを開設して、新しい時代にも対応しようとしてはいるのだが。
今の若い人はわら半紙など知らないだろう。最初は、藁や木綿の繊維を材料にして作られたので、この名前がある。土地によっては、ざら紙と言う。後に、木材チップで作られるようになってからは、少し色のついた低質紙を指すようになった。この寺だよりも、ざら紙である。40年ほど前には、わら半紙の方が上質紙より安かったのだが、現在では上質紙の方が安くなってしまった。印刷機やコピー機の普及によって、紙送りをするゴムローラーを汚すわら半紙の需要が激減したからだ。謄写版(トウシャバン)も、学校などでは当たり前の印刷道具だったが、今では見かけることもあるまい。興味があれば、ネットで調べてみてほしい。コピー機しか知らない若い人はのけぞるかもしれない。
今では、PCで原稿を作り、印刷屋にメールで送り、折込で入れて、ずいぶん楽ができるようになった。しかし、新しい時代になって、別の問題が出てきた。新聞の発行部数が減っているのだ。日本新聞協会によれば、2018年の発行部数は約3990万部で、2017年に比べると223万部減少している。
若い人が紙の新聞を読まなくなったせいだという。さて、折込の寺だよりはいつまで続けられるのだろう。ブログを開設して、新しい時代にも対応しようとしてはいるのだが。
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