令和4年10月7日(金曜日)
日田市議会決算審査特別委員会の第2回全体会が開かれました。
まず、財政課から、一般会計の概要および歳入・歳出の各款ごと(議会費、総務費、民生費…)の決算概要と前年度との比較、国民健康保険や介護保険等の特別会計ついて説明を受けました。
説明をすべて覚えられるわけではありませんが、別冊資料『日田市歳入歳出決算及び基金の運用状況を示す書類の審査意見書』がカンニングペーパーのようですので、改めて熟読してみたいと思います。
私は、経常収支比率が令和2年度の93.1%から88.5%へと改善された理由を訪ねました。
【経常収支比率とは】
経常収支比率は地方公共団体の財政構造の弾力性を表しており、人件費、扶助費、公債費などの経常的な経費に、地方税、地方交付税、地方譲与税などの経常的な収入がどの程度充当されているかを比率で示しています。比率が高いほど財政構造の硬直化が進んでいることを表しています。
また、1期目は給与決定の原則のうち「均衡の原則」に照らし合わせた一般質問を重ねましたが、当時の総務部長が答弁したように、ライパイレス指数が全国の市における標準的な水準になっているのかを聞きました。
【ラスパイレス指数とは】
地方公務員と国家公務員の給料水準を、国家公務員の職員構成を基準として、学歴別、経験年数別に平均給料月額を比較し、国家公務員の給与を100とした場合の地方公務員の給料水準を指数で示したものです。
歳入や性質別・目的別の歳出の推移について、資料を整理してみましたが、一つ一つの事業の積み上げが反映されています。詳細は、分科会で質疑してみたいと思いますが、自分が所属する分科会以外では質疑ができないのが残念です。
私は、13日と14日の教育福祉分科会に照準を合わせます。
それにしても、資料は、こんなに膨大です。
昨年3月に貸与されたタブレット端末にすべて収納されていますので、私は、それを活用します。