令和6年4月29日(月曜日)
4月29日は、昭和の日。
平成元年から18年までは「みどりの日」。「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を鑑み、国の将来に思いをいたす」日として、平成19年に「昭和の日」となりました。
今日は、将来に思いをいたしました。
先日、人口戦略会議が公表した「消滅可能性自治体」について、10年前に日本創成会議が公表したパーセンテージとの比較をして、一喜一憂するのではなく、人口減少が一段と進んだ上での人口にも着目すべきと考えました。
例えば、私の地元・日田市では・・・
平成26年(2014年)の日本創成会議の推計では、直近の国勢調査(平成22年/2010年)とその30年後(2040年)を比較した若年女性人口(20歳~39歳)の変化率が▲52.4%で「消滅可能性都市」の一つとなりました。
今回の人口戦略会議の推計では、令和2年(2020年)の国勢調査とその30年後(2050年)を比較し、若年女性人口は▲45.5%となり、「消滅可能性自治体」を脱却したということでした。
ただし、パーセンテージではなく若年女性人口の推計では、2040年が3,238人、2050年が2,607人と大きく減少していました。もとより、日田市の将来推計人口も、2040年が44,913人、2050年が38,839人となっています。
人口には、「自然増減」と「社会増減」の要素があります。個人ではなかなか詳細な分析はできませんが、議論していきたいと思います。