大分県議会議員・なかの哲朗です(^_^)

大分県議会議員の中野哲朗です。
誠心誠意、全身全霊をかけてがんばります👊

議案質疑

2018-06-20 20:11:24 | 日記
日田市議会6月定例会。
本日は、上程議案に対する質疑(議案質疑)が行われました。

私も、質疑したい議案がなかったわけではありませんが、見送りました。

私の会派では、石橋議員と私が総務環境委員会、居川議員が教育福祉委員会、三苫議員が産業建設委員会と、3委員会すべてに誰かが属しているため、議案質疑の必要はないと考える方もいるようですが、議場で、質疑すべき時には質疑しなければなりません。今回「も」出ましたが、おかしな予算議案が上程された時は、特に注意が必要です。

何回か書かせていただきましたが、
平成29年3月議会では「新しい公共推進事業」、同年6月議会では「特定建築物耐震化促進事業」、同年9月議会では「奥日田地域観光施設整備事業」、同年12月議会と本年3月議会では「豆田地区日田祇園山鉾収納庫整備事業」、そして、今議会は「公共文教施設災害復旧事業」。

これだけ続くと、どうも、議員の仕事ぶりを試されているような気がしてなりません。

さて、今日の質疑を経て、明日からは常任委員会による議案審査が始まります。明日、明後日に備えて、今夜はしっかり準備します。

日田市議会6月定例会。
これからが、本番です(^_^)

今日の一枚は、午前10時の本会議開会直前。

現場に足を運ぶ!

2018-06-19 21:17:41 | 日記
日田市議会6月定例会。
今日は、昨年12月定例会で試行的に導入された議員間討議。

「若者政策に関する提言」「新清掃センター建設計画の検証」の2題が提出されました。私が所属する政策研究会、総務環境委員会に関する内容であり、今後の参考といたします。

午後は、三芳小学校運営協議会(コミュニティスクール)の委員の立場で、オープンスクールの中で開かれた教育講演会に出席しました。「楽しくなくちゃ、講演会じゃない」をモットーとするmotto兵庫事務局長・栗木剛さんのお話は、一昨年12月の日田市連合育友会の指導者研修会以来、2回目。今日は、小学校の児童も一緒でしたが、子供が身の回りのことをしっかりできるようになる基礎的な生活力を身に付けるためのヒントが満載でした。

コミュニティスクールといえば、先日、一般質問で取り上げた際、市長に、学校現場に足を運んだか?を聞きました。答弁は「現場まで入ることはなかなかない」という素っ気ないものでした。「現場を見てすべてがわかるわけではないが、何か得るものが必ずあるはず」なので、改めてオススメしました。

今日は、お問い合わせや提案をいただいた件を、担当課にお伝えし、現状等を確認しました。市民の皆さんや職員の皆さんとお話していると、政治の仕事は、決して一人でやっているわけではないことを改めて実感します。

予定外の休会

2018-06-18 20:42:37 | 日記
今朝7時58分頃、大阪府北部を震源とする最大震度6弱の地震が発生しました。犠牲になられた方のご冥福をお祈り申し上げ、被災者された皆様にお見舞い申し上げます。昨日は、群馬県南部でも震度5弱が発生しています。

さて、日田市議会6月定例会。
当初は、一般質問3日目の予定でしたが、質問通告の人数の関係で、休会となりました。

それでも、政策集団・新世ひたは、午前10時に集合。明日、開かれる議員間討議について、勉強しました。討議は、会派の統一見解で臨むような性格のものでもないと思いますが、提出される議題に関して、委員会等で説明を受けたり、議論に参画した議員もおり、会派内で議論しながら、知識を深めることができました。

新世ひたでは、2回続けて、熟慮の結果、議題の提出を見送りましたが、次の機会には「討議」にふさわしい議題を出せるように、会派内で議員間討議をしていきたいと思います。

別府での行事に来賓出席

2018-06-17 23:14:06 | 日記
日田市議会6月定例会。
本日は、日曜日。市の休日のため休会です。

大分県公立高等学校教職員組合(公高教)の第57回定期大会にご案内いただき、出席しました。今回が4回目。(中村執行委員長と)

「求める心 応える教育」をスローガンに掲げ、来年6月に結成50年を迎える公高教は、教育専門職としての自信、誇り、職責の重大さを自覚し、活動している教職員団体。

多くの来賓が祝辞を述べられましたが、執行委員長の「1人の100歩より、100人の1歩」との一言が、最も印象に残りました。

複雑化・多様化・困難化する教育課題に対応するためには、教職員の働き方改革が重要だとわかります。

赤池参議から紹介のあった「スカラシップ・アドバイザー派遣事業」と佐藤大分市長からお話のあった大分市の「英語教育推進室」に関心を持ちました😃

別府から帰ると、三男・良三朗が「パパちゃんく~ん、公園行こう!!」

昨日、乗れるようになった自転車に乗りたくて仕方ないようです🚴 やむを得ません😅

そして、今日は、父の日👦
保育園で作ったプレゼントをくれました😃

地方自治法と格闘する一日

2018-06-16 22:07:00 | 日記
議会の議決のないまま、予算の裏付けがないまま、工事に着手し、完了したという事例である「史跡永山城跡災害復旧事業」。

もちろん、担当者に問題認識がないのがいけないのですが、「報告・連絡・相談」という観点からは、正式な調査結果を待ったのかどうか知りませんが、副市長は5月10日に協議し、市長への経過報告は5月23日。このあたりも問題ではないのでしょうか。

ところで、この案件。

執行部の見解は、「事務処理上不適切であるが、地方自治法には抵触しない」

そのココロは、

【事務処理上不適切】
工事の請負契約の内容を変更するのに、協議書の取り交わしを行わなかったこと

【地方自治法には抵触しない】
市が発注した工事については、その支払義務が生じる(地方自治法第232条)。また、既定予算に変更を加える必要が生じた時は、補正予算を議会に提出できる(地方自治法第218条)。継続費を設定した事業であり、追加工事の完了が4月だから、今年度の補正予算に計上した(地方自治法施行令第148条)。

市に支払義務があるのは理解していますし、補正予算を提出できない規定はないなどといいますが、そもそも、今回の案件は、何が発端か? 

私は、この予算自体が、法律に抵触しないのかを「地方自治法」に基づく全員協議会の場で質問し、その後、どの機関にどんな照会をしたのか、書面での提出を求めました。手元に届いた資料を見て、あっさり「ああ、そうですか!」というにはいきません。まだまだ、調べなければならないことがあります。今日は、地方自治法などとにらめっこ。勉強は好きな方です。

簡単に、「もう工事も終わったし、支払義務があるので、予算は仕方ない」で済まされるのでしょうか(議員の中に「ああ、もういい」と考えている方はいないはずですし、そんな議員はいないと思いたいです)。感情的に執行部の議会軽視(市長は「議会を軽視していない」と言いましたが、行動が伴いません)を非難するのは誰でもできますが、法的根拠を突き詰めながら、委員会でも議論するのが、議員の仕事。

○予算とは、市における一定期間の収入支出の見積額をいい、議会の議決により決めることになります(地方議員ハンドブック)

○予算の提案権は、市長のみに専属し、議員には提案権はありません(地方議員ハンドブック)

○予算は、住民代表である議会の議決を通じて使用されなければならない制度になっているものです(地方議会の12か月)

○予算の議決権は、議会のみが有する権限であり、予算は、この議決なくしては確定せず、執行することができない(議員必携)

私は、3月議会の一般質問で「予算編成」を取り上げ、「予算には、完全性、単一性、明瞭性、厳密性、事前性、限定性、公開性の各原則があると言われ、地方自治法や地方財政法において関係規定の整備がなされています」と申し上げましたが、まさか、この時に、「予算事前議決の原則」が破られていたとは、知る由もありません。

夕方、自転車が乗れるようになった三男・良三朗に、その姿を披露してもらいました。長男よりも、次男よりも早く自転車を運転できる三男くんです。