前回のブログ記事アップからあっという間に2カ月弱・・。
なんでこんなに月日の過ぎるのは早いのか・・?
このブログ記事執筆(で、言い方は良いのか?)と投稿から逃げているわけではないのですが、1つの記事を発表するのは結構なエネルギーが要りまして、だから1つ発表が終わったらホッとして「あ~しばらくは書かなくていいんだな~」なんて思っていたら・・それこそあっという間に(何回言うのだ・・)1~2ヵ月が過ぎてしまっている・・・(-_-;)という感じなのであります。
別にこのブログ記事投稿は私の義務では無いので気にしなくてもいいや・・できる時でいいや・・と思い、その気持ちに逃げることもあるのですが(苦笑)、編集画面で見られるアクセス回数や閲覧数などのデータを見てみるとこれが意外にあり(ありがとうございます(^^;))、「皆さんがまあまあ期待してくれてるのかな~・・楽しんでくれてるのかな~」と思うと、「ヤバい!早く新記事を書いて投稿せねば💦」という気持ちに苛まれる(?)のです(^^;)(-_-;)
と、かなり長い言い訳を前書きにして6~7月半ばまでにあった出来事を報告します。東京都大会・関東錬成大会・昇級審査会・内部試合・稽古風景・その他(考察)・・など、ありますのでまさに盛沢山。だから前編と後編に分けました。
まずは前編です!
★6月16日(日)東京都空手道選手権大会(外部試合) 駒沢オリンピック公園総合運動場内競技場
1名が出場
組手部門 1名が出場 1名入賞(田中碧翔)
組手部門 *全て3人審判制
田中 碧翔(小学3年生男子 上級重量級の部)第3位入賞
1回戦 本戦3ー0(田中に技あり) 2回戦 本戦3ー0(田中に技あり) 準決勝戦 本戦0-3
県大会では福岡県大会と並び最も大きな大会と思われる東京都大会(今回の総出場者数は1300人超)に当道場のエース選手格の田中碧翔選手が出場しました。昨年に初めて開催されたこの東京都大会ですが、去年も田中選手は出場。その時は1回戦敗退。それから1年間・・様々な大会での修練と経験、さらには実績を重ねてきたので、今回は優勝を狙っての出場でした。結果は準決勝戦で優勝者に敗れて3位入賞。昨年~今年前半だったら喜びの結果でしたが、そこは意識的にも実力的にも県大会では優勝を狙えるものになってきた選手なので嬉しさ半分悔しさ半分・・と言ったのが戦い終えての感想でした。試合の内容は1回戦はこの頃得意のパンチの打ち合い→右回りからの下段などを駆使して最後は上段蹴りで「技あり」を取り完勝。2回戦はやや押し込まれる苦戦の展開でしたが、終盤に上段蹴りで「技あり」勝利。さあ準決勝戦・・なのですが、ここでアクシデント。どうやらすでに体力・気力が尽きた感があり、試合前にアドバイスに行っても・・なにか上の空で聞いている感じ・・全然耳に入ってない(;'∀')。1分30秒の試合はいつもより長く、それを2試合闘ったからかとても疲れてしまっている感じを受けたので「こりゃダメかな~」と思いながら試合場に送り出しましたが、案の上エンジン全開ぶりが見られない感じ、相手は各ブロック大会で優勝実績のある強敵です。ポイントは取られませんでしたが普通に(?)敗北してしまいました。後で聞いたら少し体調が良くなかったとのこと・・・まあそれならば仕方ないです。ただ、この東京都大会は今年から始まった来年のドリームフェスティバル全日本大会出場選手(上級者)の選抜大会で各階級上位2名に入ればその権利を得られたので、そこは「惜しかったな~、欲しかったな~」とは思いましたが・・。
今回の大会でも私は審判として参加させていただきました。審判のお役目はとても重く、出場選手のためにも闘っている両選手の各アクションに反応し、正確でしっかりとした判定を下せるようにしなくては・・といつも緊張しますが、審判のローテーション間や休憩時間に、昔に一緒に稽古をして今は独立して支部長になっている先輩や後輩や、私の現役選手時代に闘った選手達・同時代の選手達(現在は支部長や道場長になっている方が多いです)との旧交を持てる場・話しをできる場でもあるので、ある意味楽しみにしている部分もあります。今回もたくさんの人と色々な事をお話できました。こういった形で参加できるのは「自分の育てた選手をその大会に出している」というのがある程度の条件でもありますから、田中選手が私をこういった場に連れて行ってくれていることになります。その意味でも田中選手はじめ、外部の大会に出場してくれるウチの選手には感謝しています(特に今回はたまたまお願いをできるチャンス・タイミングがあり、緑健児代表と写真を撮っていただける光栄に預かりました。自分の生徒が入賞した中で緑代表と写真を撮っていただける日が来るとは・・・緑代表との写真は私の現役選手時代の第12回全日本ウエイト制大会初日終了後に2ショットで撮っていただいて以来約30年ぶり!本当に嬉しく感激でした(^^)v!→今回の見出しの写真)。
試合前の開会式で自分から一番前に並ぶ姿勢・・とても良し!次の大会は2週間後に栃木で行われる関東錬成大会・・・そして一番の目標の本番であるドリームフェスティバル全日本に続きます。それまでまた鍛えなおして最高の状態で臨めるようにしたいです!
★6月23日(日) 昇級審査会(泉中田道場)
今年2回目の昇級審査会。今回は白~青(7級)までの3名の少人数受審者での審査会でした。3名の受審生徒は、審査前の稽古での審査練習ではかなり私に叱咤をされまくり(簡単に言えば怒鳴られ叱られまくりです‥苦笑)でしたが、その甲斐あってか(?)当日は伊藤くん・劉くん・ハオくん、3人ともに技も気合もなかなかで、私も声を荒げることはほぼなく、非常にスムーズに審査を進め終われることとなりました。「いつもの稽古でも、この審査の様にやってくれたら怒ることもないのにな~」と思いつつ、11時過ぎには終了。当日は受審者の保護者の皆さんに加え白帯生徒も見学に来てくれて、それによって(見られてることによって)受審者は緊張感を持ち続けた良い作用もあったと思います。見学に来てくれた皆様もありがとうございました。
★6月30日(日)関東空手道錬成大会(外部試合) 栃木県南体育館
1名が出場
組手部門 1名が出場 1名入賞(田中碧翔)
組手部門 *全て3人審判制
田中 碧翔(小学3年生男子 上級重量級の部)準優勝
1回戦 シード 2回戦 本戦3-0 決勝戦 本戦0-3 (相手に技あり)
栃木支部主催の大会はこの関東錬成大会と栃木錬成大会があります。昔は関東錬成大会の方が規模の大きな大会だったと思いますが、現在ではほぼ同じ大会と思ってよい感じのようです。その関東錬成大会に、2週間前に東京都大会で3位入賞をしたばかりの田中碧翔選手が出場し、上級の部で準優勝をしました。田中選手は、この栃木支部主催の大会にはこれで3回連続の出場で、前々回の栃木錬成大会では優勝・前回の栃木錬成大会では準優勝と2回とも高成績で、それが認められたのか今回は全7名のトーナメントでしたがトップシード選手になっての出場でした。私の道場の少年部選手が他支部主催の大会の組手上級部門で「トップシード」になるのは本当に何年振りのことでしょう・・。とても嬉しく誇らしいことです。
そんな感じですから今回は当然に優勝を狙っての大会出場でしたが、結果は残念ながら準優勝でした。2回戦(1回戦はシード)は動きも良く、左右の膝蹴りを中段・上段に連打する試合。新しい展開で相手を圧倒しての勝利は「また引き出しが増えたかな」と感心しましたが、決勝は過去に数回闘っている相手からの圧力戦法(いつも思うがあれは「押し」の反則ではないのか・・?実際に注意1はもらっていたようだが・・)に少し慌てたのか、その圧力からの胴回し回転蹴り(写真下から4番目)をもらってしまい「技あり」で万事休す・・。2月の江戸川で胴回し回転蹴りは既にもらっている経験(違う相手だが)をしているので「またもらったか~」と・・そういった意味で悔しい敗退でした。
優勝はできませんでしたが、試合の内容そのものは悪くなかったと思います。これだけたくさんの大会に出場している選手です。1回の大会での結果で一喜一憂しすぎることなく、大会・試合で表れた長所や課題を検証また検証して、課題は修正・補強、長所は拡張・増幅していく作業に入ればよいのだと思います。
これで田中選手のドリームフェスティバル全日本大会前の試合は全て終わり、いよいよ3週間後の本番に臨むことになります。2月の江戸川は1回戦敗退・3月の栃木錬成大会は準優勝・5月の埼玉県大会では優勝・6月の東京都大会は3位入賞・そして今回の準優勝・・・(その間の内部試合にも出場)。外部大会で4連続入賞でトロフィー獲得(全て上級の部)はとても立派な戦績ですが、全日本大会ではこの実績を遥かに超える選手がゴロゴロいるので、勝ち抜いて入賞トロフィーを手にするのは本当に厳しい戦いが予想される舞台でしょう。
とはいえ昨年からかなり実力と実績を高めた田中選手ならば十分にそのチャンスはあると思います。あと3週間・・。しっかり練習して、体調を整えて、夢の舞台に挑んでくれることを期待します!
*今回の栃木遠征では西口道場おじさんずクラブ(?・・失礼)にウォーミングアップや応援でとても お世話になったようです。この場を借りて私から厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
☆稽古風景
6~7月は大会や審査などのイベント・具体的な目標が多かったので、その対象者・出場者には特別稽古やほぼ個別にしての稽古などをした上に、さらには新入門者も来てくれたので本当に大忙しでした。 そんな忙しい月でしたが、少年部では保福さん(2級)が指導を助けてくれて大助かりでした。いつもありがとうございます!またアイスやお菓子・ジュースなど様々な差し入れをくださる保護者の皆様、本当に本当にありがとうございます!上の写真からも分かるようにここ数年の泉中田道場・・とくに今の少年部は本当に盛り上がっている時代だと思います。次の後編ではウチから8名が出場する7月6日の内部試合の報告から始まると思いますが、私もかなり体を出しての特訓(特に最後の写真3枚・・何回蹴らせたんだろ(^^;))を行なったので、おそらく良い結果を報告できるでしょう(もう結果は皆さんも知っていますね・・笑)
ということで、近くアップされるであろう次の記事投稿をお待ちください。