YOSHIの果てしない旅(人々との出会い、そして別れ)

ソ連、西欧列車の旅、英国滞在、欧州横断ヒッチ、イスラエルのキブツ生活、シルクロード、インド、豪州大陸横断ヒッチの旅の話。

コペンハーゲンの旅~コペン見物とヌード写真集

2021-07-29 14:49:11 | 「YOSHIの果てしない旅」 第4章 西ヨーロッパ列車の旅
△人魚姫(PFN)にて~観光客は我々二人だけであった。有名な割に何か寂しい感じであった。

・昭和43年7月29日(月)晴れ(コペン見物とヌード写真集)
 今夜、20時55分の列車でパリへ行く事にした。充分な時間があるので、今日も我々はコペンハーゲンの観光を楽しんだ。

―――見物の話は省略―――

 市内見物後、我々は特に目的意識もなく街を散策していたら、1つ発見した事があった。それは、フリーセックスの国・スウェーデンのストックホルムより、ここのコペンハーゲンの方がヌード写真集の本屋がたくさんあった。その写真集の中身も大事な部分に透かしがなく(無修正)、良くあそこが拝めて、男性にとって嬉しい限りであった。日本のヌード写真はパンティ着用、修正でリアルさがないので、『北欧のお土産』にと思う人がいるかも知れません。しかし、税関で発見されたら没収されてしまう。ともかく余計な事を考えないで、我々はその代わりに飽きる程、それらのヌード写真集を立ち見した。

 我々は、20時55分発、国際急行列車Paris(パリ)行きに乗車した。前もって寝台車を予約しておいた。牽引はジーゼル機関車であった。ヨーロッパの列車は、日本の列車と比較して外観の見栄えはどちらかと言えば、良くなかった。  

 ソ連もそうであったが、イギリスを除くヨーロッパは何処へ行っても、牽引はジーゼル機関車であった。どうして電化にしないのか、疑問の1つであるのだが、確かに日本より電化が遅れていた。
 多分、電線を切られれば、電気機関車は走れない。戦争になれば電化は、誠に弱点なのだ。さらに、1つの国が電化してもヨーロッパ全体が電化しなければ意味が余りないのだ。
そして、何よりもヨーロッパは、一般的に車の方が早く普及し、それに伴い道路網も良く整備されてしまった。従って、鉄道より車の方が早く、そして便利になってしまった。そんな訳なのか、鉄道の利用率は日本より少なかった。