無資格で税理士業務をしたとして、警視庁保安課は税理士法違反で、東京都台東区の「小川会計事務所」代表、小川真史容疑者(56)=東京都台東区松が谷=と、東京都新宿区の「サンキコンサルトオフィス」代表で韓国籍の姜博之容疑者(57)=東京都江東区東砂=を逮捕した。同課によると2人は容疑を認めている。
また、2人が作成した税務書類の署名に際し、それぞれ名義を貸していた正規の税理士2人を同法違反ほう助容疑で書類送検した。税理士らは顧問料や書類作成料の25~50%を報酬として得ていた。
小川容疑者の逮捕容疑は平成25年11月~昨年3月の間、資格がないのに法人税確定申告書など38通を作成。姜容疑者は25年4月から26年3月の間、17通を作成したとしている。
いずれも東京国税局からの告発で発覚したということで、小川容疑者は、およそ20年前に国税局OBで税理士の父親が死亡したあと会計事務所を引き継ぎ、父親の知り合いだった国税局OB税理士の名義を借りて、これまで19年間でおよそ2億円の税理士報酬を不正に受け取っていたとみられます。姜容疑者も、13年間でおよそ1億5000万円の税理士報酬を不正に受け取っていたとみられます。 (ソース:産経・ニュース・NEWS24・NHKほか)
[コメント]
・名義を貸していた税理士2人(氏名が出ない,なぜ?)の税理士資格を剥奪せよ!
2人は国税局OBほぼ確定だ!国税局職員は退職すると税理士資格が得られる。
名前が出ないのは、名義貸し税理士が、国税局OBであったためか?
・市販の会計ソフト使えば、確定申告は、誰でもできる!
・ 脱税から発覚か?
・名義貸しは、不動産業界、建築業界は、常識だったが、税理士業界もか!
・氷山の一角だろう?