国税庁は、今年から始まった「国外財産調書」の提出状況について発表した。(提出期限は今年3月)
海外に5千万円以上を超える資産を持つ人は、5539人で、資産総額は、2兆5142億円で、平均4億5千万円になる。
◆財産の分類
①有価証券1兆5603憶円(62.1%)
②預貯金3770億円(15.0%)
③建物1852億円(7.4%)
④土地821億円(3.3%)
⑤貸付金699憶円(2.8%)
⑥その他2396億円(9.4%)
合計2兆5142憶円 100%
◆管内別件数
①東京局 3755件(67.8%)
②大阪局 638件(11.5%)
③名古屋局 457件(8.3%)
④その他 689件(12.4%)
◆管内別財産額
①東京局 2兆989憶円(83.5%)➜1人当たり5億5896万円
②大阪局 1793億円(7.1%) ➜1人当たり2億8103万円
③名古屋局 931億円(3.7%) ➜1人当たり2億0372万円
④その他 1429憶円(5.7%) ➜1人当たり2億0740万円
*国税庁は、記載内容が正しいか確認するとともに、富裕層への税務調査にも活用するらしい。