80代の母親が死亡したことを隠し、生活保護費を不正に受給したとして、警視庁福生署は、6月8日、詐欺容疑で無職森田稔容疑者(53)=東京都瑞穂町=を再逮捕した。
福生署によると、森田容疑者は、2013年5月ごろ死亡した母親の遺体を自宅アパートに放置したとして、死体遺棄容疑で今年3月に逮捕された。同罪で公判中。再逮捕容疑は13年6月から15年12月,母親の死亡届を出さずに、生活保護費約470万円をだまし取った疑い。
森田容疑者は母親と2人暮らし。2人は月に約15万円の生活保護費を受給していた。森田容疑者は「母親は気付いたら息をしていなかった。生活保護が半減すると思い、死亡届を出さなかった。生活費が欲しかった。」と供述。実際は2~3割の減額だったという。
母親としばらく面会できていなかった福祉事務所の職員が今年3月、アパートを訪れ、布団の上で死亡している母親を発見。遺体はミイラ化し、死因は分からなかった。同署は病死とみている。(ソース:産経ニュース)
http://www.sankei.com/affairs/news/160608/afr1606080018-n1.html
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●このような不正受給は、氷山の一角だろう!