NHKの日曜美術館の展覧会情報で奈良原一高の写真展を知る
是非見たいと 百姓仕事は放っておいて出かけることに
会場は島根県立美術館・・・・以前森山大道の写真展で訪ねた
松江の宍道湖畔の素敵な空間!!
高速道路を使うと時間も早く簡単だが
今回は今まで通ったことない道を選んで中国山地越えをすることに
今までも何回かチャレンジするも
迷路のような地方主要道で迷子になり思いを達成していない
なんせ田舎道故・・・カーナビもさっぱり
ナビと喧嘩しながら何とか目的の国道へ
後は快適なドライブ、朝は霧の風景を楽しみ・・・・
雲の変化を楽しむ
木次線のスイッチバックを横目に おろちループを駆け降りる
松本清張の「砂の器」で有名になった奥出雲の亀嵩に向かう
ここの駅蕎麦が有名…残念ながら到着が速すぎてお店はまだまだ・・・
安来市の布部の鍛冶工房を訪ねる
作品を見せてもらい、コーヒーをご馳走になる
「うたた寝Cafe」の感覚!!
たたら製鉄の話を聞かせてもらい、タマハガネを手にす。
工房の勧めで近くの加納美術館へ
備前焼コレクション、小野竹喬、池田遥邨の作品
加納莞蕾の作品と人となりを紹介・・・加納美術館ホームページより抜粋
終戦によりフィリピン刑務所に戦犯として収容されていた日本兵108名の釈放助命嘆願をおこし、ついに目的を達成させた。
布部という村からたった一人で送った嘆願の手紙は、キリノ大統領、マッカーサー元師、インドネール首相、ローマ法王等へ300通以上に及び、ついに全員釈放の一助となった。
奈良原一高の作品展は氏の作品の集大成
見たかった初期の人間の土地シリーズのオリジナルプリントは強烈なインパクト
改めてモノクロ写真の強い表現力と作者の強い意志を感じた
同時に開催されていた植田正治の砂丘写真や
森山大道のブラジル サンパウロの写真
それぞれに作者の意志や思想が十分に伝わってくる
個性豊かな写真が見るものに感動を与えてくれる