沖縄塗装工業

工事blogばかりですが見てあげて下さい。

木部塗装の仕上げ方法

2017年03月30日 15時13分34秒 | 日記

木部塗装の仕上げ方法

木部を塗装するのにも様々な塗装方法があります。木は、生き物である為、絶えず呼吸をしながら、収縮を繰り返して動いています。この収縮に塗料が対応するのは非常に困難なことです。しかし、塗装をしないと雨水、紫外線などにより木はすぐに腐ってしまいます。よって、定期的な塗替えが必要とされます。主な仕上げの違いを以下にご紹介いたします。
塗りつぶし仕上げ
一般的に、巾木、羽目板、天板などの塗装仕上げに使われます。木に直接塗装を施すタイプ。直に色を塗ってしまうため、木目は消えてしまいますが、塗膜で保護するため、塗料のグレードに応じて耐久性に優れます。店舗などでよく使用されます。

ステイン仕上げ
一般的に 屋外木部のウッドデッキ、ぬれ縁、フェンス、パーゴラなどの塗装仕上げに使われます。木にステイン(着色)剤をしみ込ませて仕上げるタイプ。木の内部から腐れ等を防ぎます。塗料の膜は出来ず木目が活きて木の風合いが残ります。木肌が直に紫外線や雨水にさらされる為、定期的な塗替えが必要となります。防虫防腐剤の配合した防虫防腐ステインと、着色剤のみ(上塗りにクリヤー塗装が必要になります)があります。

クリヤー仕上げ
着色した方が紫外線を通しにくく長期耐久につながります。一般的に玄関ドア、屋内の建具、家具、カウンターなどの塗装仕上げに使われます。透明クリヤー仕上げ。木の上にクリヤー塗料でコーティングをします。木目はそのまま活きますが、木肌の感じはなくなります。塗膜で保護する為ステイン仕上げに比べて耐久性に優れます。下塗りにステイン(着色)塗りすることも出来ます。

他にも、自然塗料で代表的なものではオスモカラーなど色々ありますが、木部はなかなか難しいですね。 
木の種類によっては、色合いが違う事もあったり、新築などでも同じ木なのに色合いが全く違うなどあります。
たまに、お客様からの問い合わせで家具の色を変えてくださいなどありますが、メラミン化粧板(木部に張り付けて色や模様があるシートのようなものです。ファミレスのテーブルなどツルツルしてるもの)の上に塗装するとまず、剥がれます。  塗るとしても溶剤などを使い塗る事は塗れますが、はたしてどのくらい持つかわからないので、買ったほうがお安いかな~と思います。
もちろん、お見積りは無料になりますので、お問い合わせしていただければ塗装に関してはお答えしますので宜しくお願い致します。