沖縄塗装工業

工事blogばかりですが見てあげて下さい。

アパート・マンション塗装の手引き・・・パート3・・御見積もりの見方・取り方

2021年03月06日 11時36分19秒 | 日記
 共同住宅においての、相見積もりの取り方とはどういうものでしょうか?
相見積もりとは、2~3社程度御見積もりを取り、金額を比較します。 重要なのは、やっぱり金額です。 
 
 あれ、前と言っている事が違う・・・と言うわけではありません。 あくまでも金額を基本に塗装の仕様などを踏まえ考えてください。 
 安かろう悪かろうではダメですが高いが、必ずしも良い工事と言うわけでもありませんが、まずは、塗料のランクを合わせて比較します。
 A社アクリル塗料、B社シリコン塗料、C社ラジカル抑制塗料で見積もりが来てしまったら、比較ができません。
※塗料のランク(耐久性=艶持ちの長さ、あくまでも試験結果です)
 参考までに、個人的な意見ですが、相見積もりではラジカル抑制シリコンなどが多く見受けられます。 ※個人的な感想です=たまに噛みつかれるので(笑)

 また、会社によっては、オリジナル塗料や責任施工(講習などで認可を受けた会社だけが扱える物)の塗料などもありますが、そういった塗料にも同等品の塗料がある物もありますのでこれらは、各社にお伝えして相談されたほうが良いでしょう。 
 補修などは、各社個性がでるので合わせるのは難しいと思いますが、工法などそれぞれ確認してください。
 
 また、大規模修繕工事では、安全対策も重要な点です。 足場の占有許可、労働基準監督署などの申請、足場組立時に出てくる問題対策など・・・御見積りを拝見する際には、必ず質問したほうが良いでしょう。 大規模修繕工事では、経験がある、ないでは想定外の事があった際には対応ができません。
 私共も、個人の住宅から、大規模修繕工事までやってきましたが、最初からできていた訳ではありません。 色々な失敗もありましたので一概に経験があるから良いというのは違いますが、詳細など細かい点では、お見積りで差がでるかも知れません。 (個人的な感想なので、参考までに)
 
 

マンション・アパート塗装の手引き・・・パート2 足場を組むなら・・・

2021年03月06日 10時49分44秒 | 日記
 前回に引き続き、マンション・アパート(共同住宅)の外壁塗装の手引きですが、今回は、足場についてです。 もちろんですが、私共は足場屋さんではないのですが、足場屋さんがいないと塗装も何もできません。 足場屋さんがあってこその私達です。 
 その足場ですが、塗り替えするにおいて建物の周囲を囲いますので、いつもは届かない所に手が届きます。(防犯の意味でも気を付けないといけません)
 管理組合や賃貸物件の修繕を計画するにあたり、「ど~せ、足場を組むなら○○も修繕を検討しよう」・・と言う考えも必要です。
 例えば、水道管に鋼管を使用されている場合は、サビが発生していますが、塗装では錆止め塗料も塗りますが、あくまで延命治療にしかなりません。 表面の錆だけであれば良いのですが、中の水道管もサビている場合がほとんどなので交換をお勧めしています。 
 築年数にもよりますが、足場を組むというのは、普段届かない場所も届くので、ガス管、水道管、電気の配線、空調の室外機など、通常であれば、部分的な足場、又は、スカイマスター(上下に動ける車)などを使用しなければできません。(その分費用も掛かります) ・・・であれば、と言う話になりますが、塗装だけではなく、建物を総合的に考える事が大事になります。
 
 今、申し上げたことは、多分、「当たり前でしょ」と言われる方もいるかも知れませんが、急に管理組合の理事になられたリ、建物の管理をする事になったりすると、やはり、焦ってしまいますので一般的な事を書かせていただきました。 まずは、焦らずにコーヒーを飲みながら・・・さて、来年の塗装はどうするか?ぐらい余裕を持ち、少しでも参考して頂ければ幸いです。


 

アパート・マンション塗装の手引き・・・御見積もりは現場調査からチェックしましょう! 再掲載

2021年03月06日 08時35分36秒 | 日記
 さて、今回はアパートやマンションなどの共同住宅と言われる外壁塗装についてお話しいたします。  マンションなどの大規模修繕工事は、管理組合の修繕積立金で行う大事な工事になります。  アパートでも賃貸収入などの積立金内で、修繕計画を立て、時期を見て行う事が大事な工事です。 
 その為、収支のバランスや借入なども含めますが、もちろんですが、金額が安いことは第一条件です。    しかし、安い工事で質も悪いようでは、工事自体が失敗となります。  適正価格は必ずあり、その金額より下がってしまえば、当然工事の質に影響がでます。    また、見積段階では、一番安値であっても実際の工事になってから追加工事が増え、結果的には他の業者の方が安値である可能性も出てきます。

 工事の項目(数量や使用材料)を統一して同じ条件での競争見積を行っても、工事の質までは判断できません。 その為、金額以外でも判断する基準を持っておくことが必要となります。 
ですが、「金額以外に何を見るの?」と思われるかも知れませんが、まずは、御見積もりに訪れた際に、業者の見積に取り組む姿勢や工事の考え方、工事に対してのノウハウなど、見積上では見えない部分も選定事項に含む事が重要です。  

 共同住宅では、通常2~3社程度を見積業者から選定し、直接業者と面談を行い、人柄や工事の知識、経験を選定基準として最終的に業者を決定します。
 先程も申し上げましたが、御見積もりに訪れた時から、あれこれ質問してその人柄や知識、取り組む姿勢などをチェックするのも大事です。 もちろん、金額が安いに越したことはないのですが、その両面を踏まえ判断する事が良い工事につながります。