さて、以前にも書き込みましたが、アクリル塗料のお話しです。 あくまでも個人的な感想ですのでご了承ください。(違うと言われても困るので・・・)
塗り替えでは、アクリル塗料は使わないで下さい・・など、よくネットで表記されているのを見かけます。
何故なのか?・・・沖縄では立地にもよりますが、早い場合では、1~2年位でのチョーキング現象が発生します。よく持っても3年位かな(経験上、個人的な意見です)日が当てらない場所は別ですが。
まずは、簡単にアクリル塗料のダメな説明を、チョーキング現象(壁のペンキが擦ると、チョークみたいに粉がでる)が早く発生しますが=塗り替えではありません。 あくまでも、表面が劣化してきている一つの目安と考えて下さい。 では、あと一つの説明として、メーカー表示の耐候年数とは、アクリル塗料は、3~5年程度とありますがこれも、艶がどのくらい持つかどうかの試験を受けた結果の分類訳になります。
やっぱり、長く艶がある方がいいですよね~。 ですが、新築(沖縄の場合が正しいかも)では今でもよく使用しています。 それは、コンクリートの建物が多い為、コンクリートの収縮があり新築から、10年から15年はひび割れが起きる事を前提にしているのかと思います。 コストが高い塗料を使用してもひび割れが発生する事と、コンクリート造は費用も高く、最終的に、アクリル塗料(予算的に・・・)となる事も・・・
また、外壁塗装(塗り替え)では使用するな!と言われる所以として、通常の戸建てであれば(㎡数が少ない)、使用缶数が少ないので、ラジカル制御シリコンとアクリル塗料で比較しても、金額的にそんなに大差がありません。 そのような理由でがあり、外壁塗装はシリコンという考えが現在の主流になります。
これだけ、お話しを聞くとあまり使用したくないですね。 しかし、部分的な補修(雨漏りなどや増築)であれば、その使用がベスト(安く済む)と言えます。 例えば、部分的に耐候性の高い塗料を使用すると、いずれ、全体の塗装となったら不具合がおきる可能性もあります。(塗膜が劣化していれば問題ないですが)
まあ、分かる人がやっていれば、プライマーを変えるなり色々ありますが・・置いといて
先程のお話しもありましたが、新築のコンクリート住宅はコンクリートの収縮の可能性も考慮してアクリル塗料で、外壁塗装(塗り替え)の際にシリコンが良いでしょう。
しかし、一般的なアパートで10年程度で塗り替えを行うのであればアクリル塗料と言う選択もあります。 定期的な保護をしている状態なのでアクリル塗料でも十分な成果があると思います。 問題は、ひび割れを放置する事がダメージになるので保護する塗料が決定的な事を左右するわけではありません。
最後に長文で失礼しました、これらの考えとしてはあくまでもコンクリート住宅の考えになりますので宜しくお願い致します。(個人的な意見です)