内部の天井裏のコンクリートの剥離・・・屋根裏で音がすると内地の方では、野生動物(ハクビシン・アライグマなどなど)を想像する事も多いですが、沖縄では、コンクリートの剥離で天井裏に落ちた音が良く聞かれます。
天井の骨組みがしっかりしている場合はそのまま天井裏に落ちますが、天井の作りが弱い場合(手抜きではなく、天井材により骨組みは変わります)は、そのままコンクリートが落ちてくる場合があります。
その原因がコンクリートの中性化が原因で、鉄筋が腐食する事により、錆がコンクリートを押し出して落下させます。
コンクリートの中性化を進行させない為にも、屋上の防水や外壁塗装などで皮膜で覆うのが有効になります。
よくある質問なのですが、雨漏りしていないから外壁塗装だけのお見積りというお問い合わせなどありますが、年数が浅い建物はまだ良いと思いますが、築年数が古い場合は、屋上の防水を優先する事をお勧めします。
建物は、一般的に上から劣化していきます。 周りだけ綺麗にしても屋上が劣化していくと、下に影響を与えるのでせっかくの塗装がダメになることもあるので雨漏りしていないからではなくなるべく、防水塗装をしてあげましょう。