最近、よくお見積りである事例ですが、建物を拝見した際に外壁よりいも先に別件の修繕をお勧めしたお話です。
例でお伝えしますと、屋上の水道管の劣化による漏水、消防設備の経年劣化などがありました。
急に水道管が破裂して、対応となると正直なお話かなり金額が高くなってしまう場合が多いです。 消防設備などの劣化なども設備の費用が元々高額なので急な出費は負担が大きくなります。
残念なお話なのですが、外壁塗装のお見積りでお伺いする際に家主様から、相見積もりで何社か見てもらっているという事をおしゃられていた案件なのですが、見て回っていると、飾りつけのアルミフレームが外れかけている物がありました。 大通り添いなので3m近いアルミが取れたら危ない状態、また、ぱっと見では分からなく、留め金の腐食を確認して、外せるか?確認している際にわかりました。 (対応は家主様にて行っています)
外壁塗装のお見積りとは、お客様の大切な物件を診療して、治療するまでの費用をお見積りすることです、現場で数量を図るだけのお仕事ではありません。
外壁塗装のお見積りとは、色々と想定しなければいけません。 この設備、外して塗るとして、外したら設置までできる物か?室内からしか外せない物など設備によっては、外さない事を想定している物もあります。
これらを考えてお見積りをしないと、いざ工事に入ると実は・・・など工事の内容が大幅に変わり、トラブルになる事が多いです。