沖縄塗装工業

工事blogばかりですが見てあげて下さい。

雨漏り診断士が行く・・・雨漏り例・・・再掲載

2023年06月14日 08時42分22秒 | 日記
 以前にお話ししていたこちらの写真の処理を紹介いたします
こちらのひび割れ写真、見えずらいですが
青のラインの側にひび割れがあります
こちらの塗膜を剥ぐと・・・
 ひび割れが・・・・何度か補修している様なのですが止まらないとの事で、調査を行い、御見積もり後の工事です。
最初の写真を見て頂くと「これからも雨漏りするの?」と言われる事がありますが、貫通クラック(コンクリートが貫通しているひび割れ)で、内部にも同じひび割れがありました。 
 表面状は何もないように見えますが実際には・・・
こちらは内部写真で、注入前に剥離シールにて、エポキシ樹脂が漏れない様に抑えています。
こちらが低圧注入工法にてエポキシ樹脂を注入している現場です。
カチオンフィーラーにて押さえ
周囲のデコボコ模様に合わせて、模様を吹き付けます
乾燥期間をおいて、仕上げ塗装です
内部もパテ処理して、平坦に仕上げ塗装にて完了です。
結果、昨日今日の大雨も問題なかったとのことでした。  
最近の建物は気密性の高い物件が多く、問題ないと思われる(一般的に)ひび割れでも、気密の差で水を吸い上げて、室内へ雨漏りの侵入につながります。
 現在も漏水はないそうです。 
 




雨漏り診断士が行く・・・沖縄も梅雨らしくなってきました・・・

2023年06月13日 08時49分03秒 | 日記
 
 ひび割れ・・・大きさに関係なく、気圧などの違いで雨漏りを誘発することがあります。 
 こちらは雨漏り補修中、最近、隣接する箇所で工事を行っていたのでひび割れができて雨漏りになっていました。 
 沖縄では、壁にブロックが使われる事は多いのですが、立地により揺れが大きい場所ではひび割れが再発しやすいです。

 ALC壁の裏(室内)になります。 裏には、何もないので表面のコーキング(壁と壁のつなぎ目)が劣化すると直接、雨漏りになってしまいます。
 また、雨漏り修繕でコーキングが厚みが確保できない場合に増し打ち(コーキングを撤去せずに上から打つ)すると、剥がれが起きて、雨漏りを再発させます。 
 沖縄の雨漏りは亜熱帯の気候もあり結露などの原因もあり、なかなか難しいことが多いです。 
 

ペンキ屋さんの日常・・・床研磨・・

2023年06月12日 09時47分23秒 | 日記
 
 床の細かな傷・・・

 床研磨後・・・細かな傷が取れて綺麗になりました。  
さて、ぬりぬりしていきます。
 木を一枚一枚繋ぎながらニス(サンディング)を塗っていきます。
仕上がりです



塗装は化学だぁ~~DIYの電話相談お気軽にどうぞ  (再掲載) 

2023年06月10日 08時41分29秒 | 日記

ウッドデッキビフォー

ウッドデッキ、アフター

木部は、劣化も早いですが定期的に塗り替えないと腐ってしまいます。  ホームセンター様でも防腐機能のある塗料が販売していますのでご自身でやられるのもいいと思います。 

木部は、湿気を吸い、乾燥収縮を行いますので、出来れば塗りつぶし(表面を塗膜で覆う)ではなく、浸透型や半造膜型の塗料がおすすめです。 

先日、沖縄のRC劣化対策の講習に参加させていただきました。 改めて、沖縄の塩害による被害、アルカリシリカ反応などの重大さを感じさせられました。 講師に大学の先生が来られており、県内の被害事例や暴露試験などの数字が見てとれ、非常にわかりやすく勉強になりました。

以前にもお話しましたが、塗装を行うにあたり知識や経験はもちろんですが近年では、科学的な要素も必要になります。 塗り替えを行うにあたり下地(壁)には何が塗られているか? この塗料を使用するにあたり化学反応を起こさないか? ちゃんと密着するのか?(要は後々、塗膜が剥がれないか) カチオン系の材料を使用する意味など・・・・。

塗装は化学だ!と声を大に言いたいですね(笑)

私達の事務所でも断熱塗料や遮熱塗料などの暴露試験を行ったりと実際に実験と言ったらメーカー様に失礼かもしれませんがカタログ表示だけでは信用できません。  使い勝手や実際の塗装の経過などをみて使用するようにしています。 

沖縄塗装工業では、塗装のDIYなどの電話相談も承りますのでお気軽にお電話ください。

 

 

 

 

 


雨漏りは突然に・・・・・雨漏り診断士が行く!

2023年06月09日 11時34分23秒 | 日記
 アパートの一室が雨漏り原因・・・
よくある例なのですが、サッシ廻りコーキング劣化と思われますが、コーキングは活きているが・・・・中には水が入りカビだらけ。 コーキングの打ち替えだけでは止まらない事が多くあります。   サッシ廻りの上部つなぎ目、壁との取り合いから水が入り下にたまっている状況であると思われます。
防水がだめになっており水漏れ、しかし、ステンレスタンクも怪しい・・・・・現状であれば防水のやり直しで止まるとは思われるがタンクがあると再発が早い段階でおきますのでタンク撤去と築年数が古いので持ちを考え防水はX-2工法にて。
タンク撤去後、やはり、ひび割れが多数・・・・・
アスファルト防水の劣化・・・・・・
写真の右奥には室外機の排水ホースから排水縦樋へつながれていたが外れて常に水浸し、普段は見ない場所なので長年放置していたらしく雨漏り。 タイルから1階部分へ雨漏り・・・・
タイルの側からエフロ(白華現象=白い物)が出ていました。
3階~2階への雨漏り、写真の黒い部分が原因と思われる個所、建物の構造的に雨の流れが遅く水が長期間あり、漏水へ・・・・・


天井裏、スコープにて確認、ひび割れが・・・・
雨漏りの診断でよくある質問の一つで「見るなら雨の日がいいよね」と言われますが漏れている箇所が分かるだけで原因の特定となると晴れた日でないとわかりません。 水の入り口が雨の日だとどこからでも入るからです、また、複数侵入口で、出口が一つという事もあるのでできれば晴れた日の調査が望ましいです。