お正月なのでさりげなく①好きな食べ物②好きな遊び③大きくなったら…と書かせてみました。
叔母あてに送られてくる日本看護連盟の冊子の表紙にかわいいうさぎさんがいました。
これをまん中に置いて、みんなが書いたカードを草に見たてました。
「うさぎさんに草原を作ってあげてね!」
するとまあちゃんが「本物じゃなくちゃだめだー!」とお外へ駆け出しました。
まだ霜が付いているような葉っぱを、小さな指でつまんできました。
両面テープでさっそく口元へ。(なぜか?魚の形!)
「ここは本物なんだよー。」
後から来た仲間に、他の子が教えています。
今年もこんな調子で、こころあたたかな学童保育をしていきます。
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この地区の子どもは真面目なんでしょうか?
大きくなったら?の問いに書かない子が3人。慎重に考えてしまい書けないんですね。
毎日学童の子どもと遊んで、お煎餅をバリバリ売って、私の年末年始は終わりました。
でもこの10日程パソコンを開ける余裕もなく、思いは別のところにありました。
1月9日(大安)、母が老人ホームに入所しました。
昭和4年6月1日生まれの81歳です。
自宅で自立して生活出来ていたのに、この冬、足が弱り、お風呂やトイレに介助が必要になりました。
妹が以前から調べていた施設に南側の部屋が1つだけ空いている。事務所には地元の(母の教え子)も勤務している。見に行こう。それが1月4日のこと。
みんなで見に行って、よさそうだ!
私が学童の1日保育とお煎餅を売ってる間に、どんどん進めて、9日入所。
きょう11日。様子を見に入って来ました。
開口一番に「良かったよー。わたしはここに来られて!」
お風呂に入れていただいて、嬉しかったのでしょう。
私が仕事に追われて、何もできないで、辛かった間に、
母は近所の方とお別れをしてきたとのこと。
そのたくましさには驚きました。
「新聞をとるように頼んだよ。
ラジオが聞こえないんだよ。
ご飯もお茶も出るから大丈夫。
おやつなんか持ってこないで。」
私は日当たりが良すぎて、乾燥していないか?今度湿度計を持って行って測るつもり。
洗濯ものを毎日見に行くと思っていたが、それもしてくださるとのこと。
ここでまた元気になって長生きしてください。
「割り算の九九」を習いたいんです。
アルバムを見て話したいんです。
一人にダンボール箱を2つずつあげました。するとすぐに共同で大きなものを作る計画。
柱を立ててちゃんと入れる、3畳ほどの家ができました。私も中に入って座りました。(落ち着く~!) いい感じです。
お部屋はこんなに散らかりました。
28日午後、思い切って言いました。 「片付けよう!」
いやだと言われるかと思ったら、意外にも「いいよー!」「僕たちがやるから、先生やんないで!!」
はがしたテープの回収係、ダンボールを廊下に積み上げる係。自然に声を掛け合ってやっています。
「クラフトテープを全部はがして、ダンボールをリサイクルに出せるように!」 指示はそれだけです。
何もかも素直に受け止めて、楽しくできました。たったの20分で片付きました。
この子らの素直さ、勤勉さにはいつも感心します。