夢屋だより

那須高原・古民家のカフェ夢屋より、カフェの新着情報・染め織りの記録、その他つれづれ日記などをupします。

耳下腺ダイエット

2009年10月17日 | ゆるゆる日記

昨日夜から、右耳の後ろに鈍い痛みがありました。

でも、まあそんなに支障ないし明日ゲネだしと思っていたら、今朝激しい痛みと共に腫れ上がっていました。

なんせ食べ物が食べられない。酸っぱい物とか辛い物とか、食べようとするとものすごく痛いし、口を開けたり噛んだりしても痛い。

あ~これ病院行った方がいいのかな~。でも、入院とか手術とか・・・ないだろうけどなったら非常にまずいし。今絶対休めないし・・・。

雀が自分の耳を諦めようとしていると祖母が一言、「病院行ってきなさい。」

スタッフ集合は10時でしたが役者入りの11時にさせてもらって、耳鼻咽喉科に行ってくることに。

診断結果は「耳下腺炎」。唾液腺がなんらかの原因で腫れているらしいです。なんらかって・・・。

一日三回食後に飲む大量の薬をもらって劇場へ。

今日は「場当たり」という、音響・照明と役者の動きの合わせとゲネ。ものすごい忙しい日ですね。とくに雀はスーパーサブなので、常に走り回って演出や舞監の指示を各セクションに伝えたり、蓄光貼ったり、楽屋整理したり休む暇なんてありません。とくに今回の芝居は小道具が30くらいあるので、その管理が大変です。しかも場転はほぼゼロなくせに、9人の役者が4つの出入り口からやたら出たり入ったりします。

そのあまりの多さと複雑さに、毎回稽古に出られていないスタッフはもちろん、役者でさえ小道具の動きを把握していません。雀しか全貌を把握していないので、あっちいったりこっちいったりして小道具をスタンバイするという大役を任されています。お腹痛いです。

そんなわけでちょっとした空き時間にメロンパンを半分食べて昼食、数時間後に残り半分を食べて夕食という、恐ろしく不健康な食生活になります(唾液片方出ないのにパッサパサのメロンパンというチョイスもまずかったような気がします)。「食後・・・だよね?」と疑いつつ大量の薬を流し込み、急いで袖裏へ。これ・・・すごく体に悪い気がする。

きっと本番もこのパターンになるはず。楽日バラシ終わったら死ぬかもしれません。

朝より腫れが広がってるし、なんか頭痛いし、めげそうです。

でも!いままで稽古場で頑張ってきたものが、すばらしい舞台装置と音響と照明で劇場の中に生きているのを見るのはとても幸せなことだし、スタッフとして芝居を支えるのは楽しいので・・・頑張れます!

きっとすごく面白い芝居になるはず。制作さん曰く、全公演満席だそう。来てくれるお客さんがみんな満足できるよう、無事公演が終わるよう、一生懸命頑張ります!


小屋入り。

2009年10月16日 | ゆるゆる日記

今日はチキムの小屋入りでした。場所は池袋のGEKIBA。なぜかとても親しみを感じる劇場でした。きっと新しい劇場なので、重ーい歴史というか・・・こう、襟を正すようではなくホーム感があるのでしょう。

ただこの劇場、ビルの三階にあるんですね。舞台装置を運搬トラックから三階の劇場まで、ひたすら階段を上って運びます。つ・・・つらい。

役者もスタッフも総出で搬入を終えると、装置っ子(装置コースのこと)たちが建て込みに入り、次々と舞台セットを組み立てていきます。前回は外部公演だったので、他コースの人たちが働く姿を見るのはこれが初めて。ガチ袋提げて、鋸やらガチやら持って仕事をしている姿は勇ましくて格好良かったです。

完成するまで見たかったのですが、ここで役者陣は場所を変えて最後の通し稽古。演出は舞台に着いていないとならないので、雀が演出の代わりに稽古を見るため一緒に移動。

今回の芝居は二役ダブルキャスト(つまり二つの役を二人の役者が交代で演じる)なので、通し稽古も二本やらなくてはなりません。その上走ったり叫んだりものすごく疲れるので、役者はものすごく大変そう。

疲労困憊してる役者陣にダメ出しをして21時稽古終了。

帰りは駅の近くのおいしいラーメン屋さんに寄って晩ご飯。役者で何人か居酒屋に流れていったのですが、止められなかったのは演助ミス・・・。あのメンバーはまずいぞ・・・。明日朝ちゃんと来られるのか・・・。


ネギ首に巻くとか。

2009年10月12日 | ゆるゆる日記

実は雀、ブログには面白いことしか書かないようにしようという誓いの元、いままでやってきたのですが、どうも最近近況報告に終始しているようで申し訳ないです。

毎日いっぱいいっぱいで生きているので、面白いことを書く余裕がありません。すみません。

あと、コメント。返事していませんが、読むたびに元気もらってます!ありがとうございます。ぜひコメントください。雀が喜びます。

で、今日は(あ、もう昨日だわ)大学の先輩が立ち上げた劇団の、旗揚げ公演を観てきました。

北池袋の小さな劇場。パイプ椅子でぎゅうぎゅうの小さな劇場でした。

しかも2時間芝居。そして休憩なし。ちょっとツライ。

でも、面白かった!正直に言えば、もっと面白くできると思います。幕処理とか「わちゃっ」としていて・・・残念。でも発想とか構造とか、刺激になりました。

大学内の劇団で「良い!」と思ったところは結構少ないのですが、この劇団は好きです。演劇本当に好きなんだなって思える劇団でした。雀の好きな先輩がいっぱい参加してるからっていうのもありますが。

この劇団の12月にやる第二回公演には、雀も制作助手で参加します。しかも次回は、人気の劇団を主宰したりしている実力のある3年生が大勢役者で参加。いや~楽しみだ。

終演後、役者で出ていた先輩達に挨拶。すかさず「spooky house」のチケットを売りつける。

そして、演出の先輩と演助の先輩に「最前列にいたら血糊が飛んできたんですけど」と文句をつけに行く。

「ラッキーガールだね」「雀でよかったわ~」

ぴゃっと拭いて適当にあしらわれる。

ひととおり挨拶して、一緒に観に来た友達と帰路につく。

この友達、コースメイトなのですが「俺が大学で一番の劇団をつくる!」とかねてから豪語しておりました。で、今日観て「ライバルが増えた・・・。」とちょっと落ち込み気味。

まず立ち上げてから落ち込んでは、というアドバイスをぐっと飲み込みました。

こいつのプロデュース公演は来年1月に決定し、プロジェクトはもう始動しています。雀はこの公演には舞台監督で参加。

そう・・・もう気がつかれたと思いますが、雀・・・今年いっぱい暇がない!

数えてみたら今やっている劇団や授業公演も併せると、関わる公演が1月までに7つある・・・。おかしい・・・。

でも、まだまだ経験が足りません。

1年生だけでも、既に7つの劇団が始動しています。主宰は全部演出コースの友達。本当に焦ります。でも、今雀にできることはヒルのように公演にとりついて知識を吸収することだと確信して、突っ走っていきたいと思います。

この雀のスケジュール、体調崩したりすると崩壊します。インフルになんて絶対にかかれません。なのでマスクしていたら、「ウイルスがサッカーボール大だとしたら、マスクの穴はサッカーコートくらいだよ」って言われて、今戦々恐々としています。

インフル予防策、良いのがあったら雀にこっそり教えてください。


群衆のざわめきSEは「ガヤ」と呼びます。

2009年10月08日 | ゆるゆる日記

台風18号の影響で大学が休校になりました!

久しぶりに時間を気にしないで寝ていられる・・・はずが、夕方の6時に目が覚める夢を見て飛び起きると朝7時半。

小心者ゆえにいつもと変わらないような時間に起きてしまいました。

でも、いいや。17時の稽古まで予定がないのでまったり近況報告します。

今所属している劇団は大学の先輩の劇団で、再び演出助手をやっています。

上演作品は後藤ひろひとさんの「spooky house」。とっても面白いです。稽古中はみんなで爆笑してます。10月17日、18日に池袋のGekibaで打ちます。

そう、もうすぐ本番。なので台風がきても稽古があるのです。頑張ろ!

「劇団チキムラーメン」で検索するとサイトが見つかると思います。よかったら見てみてください。

あと、11月1日に芸祭企画のなかで友達が脚本・演出で芝居を打つのですが、その音響のプランとオペをやるので、同時進行中です。

こっちの稽古ももう始まっているのですが、今の劇団が架橋なので出られていません。台本とにらめっこしながらイメージを膨らませています。

18日に「spooky house」の楽日を迎えたら、次の日からこの劇団の稽古に参加・・・うわ~、大丈夫かなコレ・・・。

音響は今はとりあえず、19日までにSE(効果音)を全て揃えていればいいのですが、まずSEをどこにいけば手に入れられるのか分からない!

大学のライブラリは充実してるのに、「授業以外での貸し出しは一切しません」と冷たい。変なところで閉鎖的です。

が、救世主登場!区立図書館で検索してみたら、意外なほど大量にSE集のCDがありました。

これからしばらくは学校と稽古の合間に、「コツコツ」とか「カコッ」とか「コトッ」とかを延々と聞いて、使えるのを探す作業です。

外が晴れてきました。そろそろ稽古場に向かいます。

電車動いてるのかなコレ・・・。


酢豚のパイナップルくらい。

2009年09月18日 | ゆるゆる日記

今日も稽古が休みだったので、家でぐだぐだ課題でもやるかと思っていましたが、祖母が友達のコーラスクラブの発表会を見に行くと言うので、ついて行くことにしました。

天気も良いし・・・ね。

別に課題から逃げた訳ではありませんよ。

そのコーラスクラブは、なんと平均年齢70数歳。なかには92歳のおばあさんもいます。すごい!

何かに打ち込むというのはやっぱり健康にいいですね。みなさんとても楽しそうに歌っていらっしゃいました。

発表会といっても内輪のちいさなものなので全員誰かの知り合いという感じのため、客席の平均年齢もきっと70歳くらい。右を見ても左を見てもおじいさんおばあさん。雀さん明らかにアウェイ。

その後、雀と祖母とお友達3人で中目黒の町を散策。普段は絶対に入らない婦人服のお店に入ったり、喫茶店でおしゃべりしたりと、祖母の年代の目線で遊ぶのはかなり面白い体験でした。

そこで感じたこと。・・・世の中の人たち、セカセカしすぎ。

祖母の歩調で歩いていると、脇目もふらずカツカツ追い越していく人の多さにびっくりします。

つまり、雀もいつもあんな感じで歩いているんだな。

新しい世界をかいまみた、おばあちゃんたちとのデートでした。