夢屋だより

那須高原・古民家のカフェ夢屋より、カフェの新着情報・染め織りの記録、その他つれづれ日記などをupします。

来ないだろ。

2008年04月03日 | 旅行記

十勝川のモール温泉。これは・・・衝撃的ですよ。

一言で表現すると、もずく。もずく汁に入っている感じがします。太古の植物の発酵熱を利用した温泉で、なんか植物の繊維みたいのが、モロモロと浮遊する茶色のお湯です。

ぬるめだけど不思議と温まるんです。恐るべし発酵。

ホテル大平原ではこのモール温泉だけでなく、充実したジェットバスもあり、結構楽しめます。雀は『シェイプアップなんとか』というのに釣られ、しばらく張り付いてました。

しかし、さすがはホテル大平原。こんなもんじゃないですよ。なんと、ウォータースライダーも付いているんですな。風呂にウォータースライダー・・・斬新だ。

す、滑りたい。いや、さすがにこの歳では。いや、しかし!そうできるもんじゃないぞ!いいじゃない。おん年17歳、ウォータースライダー上等だコラ。

葛藤の末、滑り口へと上っていくと、ちびっ子とその母が立ち往生していました。どうやら、ちびっ子の勇気が挫けたらしい様子。ちびっ子母が「お先にどうぞ。」と言ってくれました。恥ずかしいなコレ。やっぱり恥ずかしいな。

追い越し際にちびっ子が雀に忠告。「怖いんだからね!」

まぢですか。そんなにっすか。しかし、ここでビビったらいかんぞ。人生の先輩として、勇気ある所を見せなければ。と有るか無しかの勇気をふりしぼる雀さん。いざ!

いや~・・・怖かった。予想以上に怖かった。普通プールとかだとある程度の長さがあって、心の準備が出来るじゃないですか。即ですよ即!意外なほど急傾斜。意外なほど速い。しかも、ものすごい飛沫を上げて派手に到着。結構恥ずかしい。

このウォータースライダー滑った最年長だったりして、という雀の心配をよそに従姉妹も同じ事をしていました。さすが親戚。

きっと彼女にも、その他大勢の滑りたかったけどちょっと恥ずかしくて断念した人達にも、きっと大きな葛藤があったはず。いつか、年齢を気にせず、誰もがウォータースライダーを滑ることができる時代が来ますように。