夢屋カフェのおやつメニューで、そば粉のクレープ以外でよく作るのはシフォンケーキです。この時期、バナナの買い置きがどんどん追熟するので、その対策としてバナナシフォンを作ったりします。
1台のシフォンケーキを作るのに、卵が5~6個。小麦粉、砂糖、植物油との配合比を考えても、シフォンケーキに占める卵の役割は大きいと思われます。
そこで、卵ですが。
シフォンケーキの場合、黄身と白身を分けてより重要なのが白身。卵白が力を持っているか否かで、ケーキの仕上がりが全然違ってきます。新鮮で力強く盛り上がってプリプリした卵白じゃないと、しっかりしたメレンゲができないし、しっとりときめ細かなシフォンケーキにならないのです。
おやまのたまごの卵白は、ほんとうにすばらしい!この卵があればこそ、安心してシフォンケーキが作れるのですよ。
ちなみに、卵は鮮度が大事と言われ、よくスーパーなどで採卵日がシールで貼ってある卵を見かけますが、笑っちゃいますね。卵の鮮度は、産み立ての状態で卵の表面全体をおおっているクチクラという物質が守っているのです。一般に流通している卵は、出荷時に湯洗いするため、このクチクラが全部はげ落ちています。だから、洗った瞬間から劣化が始まっています。
「おやまのたまご」の卵は1個1個、生産者の山口さんが乾いた布で拭いて出荷しています。見た目汚れていますが、クチクラはしっかり残されています。「夢屋」では卵を冷蔵庫なんかに入れませんけど、届いてから1週間経っても、おやまのたまごの卵白はしっかり、こんもりと盛り上がってますよ。
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