夢屋に来たことのある方は分かると思いますが、二匹の看板猫がいます。
一匹目は「チビ丸」。彼女は営業部長にして女将の座も引き継ぐ、カリスマにゃんこです。
なにしろ役職がたいへん高いので、朝寝して二度寝をはさんで昼寝して、となかなか姿を見せない幻の猫であります。チビ丸を見ることができた方は運がいいです。座布団に座ったチビ丸にお出迎えされた貴方は、金運が開け、待ち人が押し寄せ、恋愛は玉の輿、今年一年かなり幸せでしょう。保証はしません。はい。
彼女はまた、トップモデルでもあります。カメラを向けられれば、(不機嫌でなければ)ポーズをとってじっとしているセンスを持っています。
皆さんが考えていらっしゃることはだいたい分かりますよ。なぜメスなのに「チビ丸」なのか。センスないなぁ~誰がつけたんだ?・・・雀です。悪うございました。
二匹目の猫は「田中さん」です。
彼は雀が拾ってきた子猫です。役職は丁稚といったところでしょうか。いつも店で姉さんの分もがんばっていますが、いつか№1になることを夢見ているとかいないとか。
とにかくおとなしいです。エサがほしくても、家に入れてもらいたくても、小さな声で「・・・ェッ」と言うだけなので、誰にも気づいてもらえないのですが、「・・・ま、いいか・・・。」と、ひたすら待ち続ける根気を持っています。
得意技は「人の膝にのる」。老若男女問わず、膝の上が空いていれば迷わずのぼります。重かったら払いのけてください。まだまだ未熟者ですが、なにとぞよろしくお願いいたします。
え?このありえない名前は誰がつけたのかですって?雀ですけど何か?
雀がこの名をつけたとき、世間の風当たりはすさまじいものがありました。家族はもちろん、会う人会う人「え~変~。やだ~。」とけなされ・・・。いいじゃないですか。どこが悪いって言うんですか。全国の田中さんに謝りなさい!
ちなみに、「田中さん」は「さん」までが名前です。「田中くん」とか「田中どの」とか「おい、田中~」とか言っても反応しません。
この名前、一度呼んでみてください。大病院の受付の看護婦さんになった気持が味わえますよ。
猫たちの写真はHPのチビ丸写真館にあります。
この二匹が貴方をお待ちしておりますので、近くへ来ましたらぜひ夢屋へお越しください。
もちろん、猫アレルギーの方、猫が嫌いな方、なんだか猫にいい思い出が無い方は、一言お声をかけてくだされば、ただちに下げさせます。お気になさらぬよう、十分におくつろぎください。
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