昨日夜から、右耳の後ろに鈍い痛みがありました。
でも、まあそんなに支障ないし明日ゲネだしと思っていたら、今朝激しい痛みと共に腫れ上がっていました。
なんせ食べ物が食べられない。酸っぱい物とか辛い物とか、食べようとするとものすごく痛いし、口を開けたり噛んだりしても痛い。
あ~これ病院行った方がいいのかな~。でも、入院とか手術とか・・・ないだろうけどなったら非常にまずいし。今絶対休めないし・・・。
雀が自分の耳を諦めようとしていると祖母が一言、「病院行ってきなさい。」
スタッフ集合は10時でしたが役者入りの11時にさせてもらって、耳鼻咽喉科に行ってくることに。
診断結果は「耳下腺炎」。唾液腺がなんらかの原因で腫れているらしいです。なんらかって・・・。
一日三回食後に飲む大量の薬をもらって劇場へ。
今日は「場当たり」という、音響・照明と役者の動きの合わせとゲネ。ものすごい忙しい日ですね。とくに雀はスーパーサブなので、常に走り回って演出や舞監の指示を各セクションに伝えたり、蓄光貼ったり、楽屋整理したり休む暇なんてありません。とくに今回の芝居は小道具が30くらいあるので、その管理が大変です。しかも場転はほぼゼロなくせに、9人の役者が4つの出入り口からやたら出たり入ったりします。
そのあまりの多さと複雑さに、毎回稽古に出られていないスタッフはもちろん、役者でさえ小道具の動きを把握していません。雀しか全貌を把握していないので、あっちいったりこっちいったりして小道具をスタンバイするという大役を任されています。お腹痛いです。
そんなわけでちょっとした空き時間にメロンパンを半分食べて昼食、数時間後に残り半分を食べて夕食という、恐ろしく不健康な食生活になります(唾液片方出ないのにパッサパサのメロンパンというチョイスもまずかったような気がします)。「食後・・・だよね?」と疑いつつ大量の薬を流し込み、急いで袖裏へ。これ・・・すごく体に悪い気がする。
きっと本番もこのパターンになるはず。楽日バラシ終わったら死ぬかもしれません。
朝より腫れが広がってるし、なんか頭痛いし、めげそうです。
でも!いままで稽古場で頑張ってきたものが、すばらしい舞台装置と音響と照明で劇場の中に生きているのを見るのはとても幸せなことだし、スタッフとして芝居を支えるのは楽しいので・・・頑張れます!
きっとすごく面白い芝居になるはず。制作さん曰く、全公演満席だそう。来てくれるお客さんがみんな満足できるよう、無事公演が終わるよう、一生懸命頑張ります!
ふれふれ~(○>ω<○)