セヴァン・カリス・スズキ - 環境サミット1992
デニス・バンクスの日本への祈りがTwitterなどでつぶやかれている。
いま、7GenerationsWalkの山田さんがアメリカでデニスとLongestWalk3で一緒に
行動をしている。
いつもメールのやりとりなどしない山田さんだけど最近はいつになくメールを
頻繁にしている。
観光ビザでアメリカに入国する場合最長で3ヶ月の滞在が可能になる。
それをデニスがビザの延長をアメリカ政府に掛け合ってくれているそうだ。
日本のことも非常に心配してる。
2月14日からスタートしてすでにオクラホマにいる。
前回よりも1ヶ月ほど早いペースのアメリカ徒歩横断の旅。
以下 北山耕平さんのブログより
デニス・バンクス、日本への祈り 石川史江訳
〜福島原子力発電所の危機的状況の中で〜
アメリカ合衆国は現在の気違いじみた原子力産業の即時操業停止を、深刻に
考えなければならない。
原子力が我々の手に負えないものである事を認識すべきだ。
アメリカ合衆国は、現在カリフォルニア、ニューヨーク、ペンシルベニア、
アメリカ南西部ロス・アラモスなどにある原子力発電所及び関連施設を、
即刻調査し閉鎖する必要がある。
1978年のロンゲストウォーク以来、我々は様々な所を訪れて、原子力の
悪をアメリカ世論に訴え続けて来た。デザート・タートル・ロック、
グランド・キャニオンなど。グランド・キャニオンでは現在、ウラニウム採掘による
地下水への放射能流出が問題になっている。
40年前我々は、アメリカ最大のウラニウム採掘場、ニューメキシコ州グランツにある
ジャック・パイル鉱山で、採掘に反対して大きな抗議行動を行なった。
そして45年、50年経た現在、警告して来た事が起こってしまった。
日本の福島原子力発電所の危機的状況だ。
我々は危険を予測する科学者のつもりはないが、ともかくも現在それが起こっている。
アメリカはじめ世界中の国の政府、首脳が、母なる地球を管理するのは不可能な
事だと認識するのは、一体いつになるのか。
母なる地球からウラニウムのような鉱物を採掘して、我々の理解を超える産業を
発展させようなど、無理な事なのだ。
未来はある。しかしもちろん、今までとは全く違った新しい視点で、我々の暮らしを
創り出さなければならない。
どのように母なる地球を培い、どう培われていくか。それが始まったとしても、
真の実現のためにはかなりの時間がかかるだろう。
現在のアメリカ社会は、「不動産」と「お金」でがんじがらめになっているからだ。
我々の地球を母なる地球として認識しよう。母なる地球は、我々に食べ物を与えてくれる。
新しい次世代にとって、食べ物の自給自足は、とても大切な課題となる。
巨大な企業に食料供給の管理を任せるのは、とても危険だ。
巨大な食料産業は、種の管理を進めている。
我々が現在反対している問題に、遺伝子組み換えのワイルド・ライスがある。
ミネソタ大学では、ワイルド・ライスのDNAを取り出そうと試みている。
本物のトウモロコシのためにも闘っている。工場で技術者によって作られたトウモロコシは
、食料とはなるが種にはならない。
植物を育てるためには、毎年別に種を買わなければならない。
自然に生息するワイルド・ライスとは少し異なる。
未来を担う技術者も、そして新しい時代を生きるインディアンも、何が人類にとって
正当な事か、何が七世代後の子供達にとって大切な事かを考えなければならない。
今日、明日の事だけでなく、我々は常に150年先を見越して、今を決定しなければならない。
多くの人がその様になれば、それ自体が希望となり、素晴らしい未来が開けるだろう。
いま、7GenerationsWalkの山田さんがアメリカでデニスとLongestWalk3で一緒に
行動をしている。
いつもメールのやりとりなどしない山田さんだけど最近はいつになくメールを
頻繁にしている。
観光ビザでアメリカに入国する場合最長で3ヶ月の滞在が可能になる。
それをデニスがビザの延長をアメリカ政府に掛け合ってくれているそうだ。
日本のことも非常に心配してる。
2月14日からスタートしてすでにオクラホマにいる。
前回よりも1ヶ月ほど早いペースのアメリカ徒歩横断の旅。
以下 北山耕平さんのブログより
デニス・バンクス、日本への祈り 石川史江訳
〜福島原子力発電所の危機的状況の中で〜
アメリカ合衆国は現在の気違いじみた原子力産業の即時操業停止を、深刻に
考えなければならない。
原子力が我々の手に負えないものである事を認識すべきだ。
アメリカ合衆国は、現在カリフォルニア、ニューヨーク、ペンシルベニア、
アメリカ南西部ロス・アラモスなどにある原子力発電所及び関連施設を、
即刻調査し閉鎖する必要がある。
1978年のロンゲストウォーク以来、我々は様々な所を訪れて、原子力の
悪をアメリカ世論に訴え続けて来た。デザート・タートル・ロック、
グランド・キャニオンなど。グランド・キャニオンでは現在、ウラニウム採掘による
地下水への放射能流出が問題になっている。
40年前我々は、アメリカ最大のウラニウム採掘場、ニューメキシコ州グランツにある
ジャック・パイル鉱山で、採掘に反対して大きな抗議行動を行なった。
そして45年、50年経た現在、警告して来た事が起こってしまった。
日本の福島原子力発電所の危機的状況だ。
我々は危険を予測する科学者のつもりはないが、ともかくも現在それが起こっている。
アメリカはじめ世界中の国の政府、首脳が、母なる地球を管理するのは不可能な
事だと認識するのは、一体いつになるのか。
母なる地球からウラニウムのような鉱物を採掘して、我々の理解を超える産業を
発展させようなど、無理な事なのだ。
未来はある。しかしもちろん、今までとは全く違った新しい視点で、我々の暮らしを
創り出さなければならない。
どのように母なる地球を培い、どう培われていくか。それが始まったとしても、
真の実現のためにはかなりの時間がかかるだろう。
現在のアメリカ社会は、「不動産」と「お金」でがんじがらめになっているからだ。
我々の地球を母なる地球として認識しよう。母なる地球は、我々に食べ物を与えてくれる。
新しい次世代にとって、食べ物の自給自足は、とても大切な課題となる。
巨大な企業に食料供給の管理を任せるのは、とても危険だ。
巨大な食料産業は、種の管理を進めている。
我々が現在反対している問題に、遺伝子組み換えのワイルド・ライスがある。
ミネソタ大学では、ワイルド・ライスのDNAを取り出そうと試みている。
本物のトウモロコシのためにも闘っている。工場で技術者によって作られたトウモロコシは
、食料とはなるが種にはならない。
植物を育てるためには、毎年別に種を買わなければならない。
自然に生息するワイルド・ライスとは少し異なる。
未来を担う技術者も、そして新しい時代を生きるインディアンも、何が人類にとって
正当な事か、何が七世代後の子供達にとって大切な事かを考えなければならない。
今日、明日の事だけでなく、我々は常に150年先を見越して、今を決定しなければならない。
多くの人がその様になれば、それ自体が希望となり、素晴らしい未来が開けるだろう。
同じ宿に仙台に住んでいるおじさんがいて、少し話をした。
ここでも日本のNHKの映像はながれているし、いまの日本の状況は知らないにしてもネットなどである程度は把握できる。
おじさんは映像や被害状況を映像で見てもまだ原発はエコだと言っている。
21歳の若い青年と話していても同じ答えだった。
会話の中で感じたのはまさに日本人化だ。
教育というものが完成して、何も判断できずに寝ぼけながら街をフラつく兵隊だ。
今回の原発の事故は確かに事故ではあるが、確実に避けられたものであることは間違いない。
地震がくればこうなることは、誰もが予想できたことを回避しなかったということは、東京電力による殺人だ。
それに対してまだエコなどと寝ぼけた事を言っている日本人化された兵隊たちはいつ目をさますのか。
ジェームズ・ラブロック博士見えますか?
これがあなたが言っていた原発がもたらした結果です。
オノヨーコさんのツイ-トより
メディアによって沈黙させられ、世界から疎外されていると思っている若者たちへ:未来はあなたのものです。そして私たちのものです、本当は。
ここでも日本のNHKの映像はながれているし、いまの日本の状況は知らないにしてもネットなどである程度は把握できる。
おじさんは映像や被害状況を映像で見てもまだ原発はエコだと言っている。
21歳の若い青年と話していても同じ答えだった。
会話の中で感じたのはまさに日本人化だ。
教育というものが完成して、何も判断できずに寝ぼけながら街をフラつく兵隊だ。
今回の原発の事故は確かに事故ではあるが、確実に避けられたものであることは間違いない。
地震がくればこうなることは、誰もが予想できたことを回避しなかったということは、東京電力による殺人だ。
それに対してまだエコなどと寝ぼけた事を言っている日本人化された兵隊たちはいつ目をさますのか。
ジェームズ・ラブロック博士見えますか?
これがあなたが言っていた原発がもたらした結果です。
オノヨーコさんのツイ-トより
メディアによって沈黙させられ、世界から疎外されていると思っている若者たちへ:未来はあなたのものです。そして私たちのものです、本当は。
ツイッターをしているが、ほとんどつぶやかない。
つぶやいても、フォローされていないので「つぶやく」というよりは、「ひとり言」になっている。
ツイッターは文字数が短いだけに言葉のセンスが出るね。
H8squareという名前でやっていますので良かったら僕のひとり言にお付き合いください。
つぶやいても、フォローされていないので「つぶやく」というよりは、「ひとり言」になっている。
ツイッターは文字数が短いだけに言葉のセンスが出るね。
H8squareという名前でやっていますので良かったら僕のひとり言にお付き合いください。
3万円も出してレコーダーを買った。
楽器屋で買うものは何かと高額だ。
ジャック・ケルアックの『路上』という本があるが、3年ほど前に僕があの本を読んだときに
驚いたのは内容ではなく、文章だった。
文字が文字ではなく声のように感じるあの感覚。
最近では『ラコタ・ウーマン』。
アメリカ先住民の『〇〇は語る』などの本の文字を持たない人たちの本に多く見られる。
ジャック・ケルアックは高速でしゃべりながら言葉を打ち込んでいたという話があるけれど、
僕の考えながら書くやり方では、真似できないのでレコーダーというアイテムを購入したわけだ。
それは言葉が生きているか、死んでいるかくらい違う。
次回の最南端の最終号はそんな生きた言葉を使いたい。
楽器屋で買うものは何かと高額だ。
ジャック・ケルアックの『路上』という本があるが、3年ほど前に僕があの本を読んだときに
驚いたのは内容ではなく、文章だった。
文字が文字ではなく声のように感じるあの感覚。
最近では『ラコタ・ウーマン』。
アメリカ先住民の『〇〇は語る』などの本の文字を持たない人たちの本に多く見られる。
ジャック・ケルアックは高速でしゃべりながら言葉を打ち込んでいたという話があるけれど、
僕の考えながら書くやり方では、真似できないのでレコーダーというアイテムを購入したわけだ。
それは言葉が生きているか、死んでいるかくらい違う。
次回の最南端の最終号はそんな生きた言葉を使いたい。
そろそろ、最南端4号目、最終号の記事を書き始めようかと考えている。
考えているものの進まない。
今回の7Generationswalk、COP10などで、たくさんの経験や出会いがあった。
なにより上関原発の建設について本当に考えさせられた。
何が美しいのか、反対することで建設を止める事はできるのか、日本の危機感のなさ。
それまで自分が持っていた考えが何度もひっくり返される毎日だった。
地元に帰ってきて約1週間。
少しづつ整理はしているものの、いまだに混乱が続いている。
その中で僕が確信したことがある。
美はどこにでも存在する。
反対であろうと賛成であろうと、そこに条件はない。
美に条件はない。
僕らにできることは、ただ生みだすことだけ。
考えているものの進まない。
今回の7Generationswalk、COP10などで、たくさんの経験や出会いがあった。
なにより上関原発の建設について本当に考えさせられた。
何が美しいのか、反対することで建設を止める事はできるのか、日本の危機感のなさ。
それまで自分が持っていた考えが何度もひっくり返される毎日だった。
地元に帰ってきて約1週間。
少しづつ整理はしているものの、いまだに混乱が続いている。
その中で僕が確信したことがある。
美はどこにでも存在する。
反対であろうと賛成であろうと、そこに条件はない。
美に条件はない。
僕らにできることは、ただ生みだすことだけ。
空気中の酸素濃度が21%から22%に変化したとき、自然に火事が起こるそうだ。
地球というひとつの生命体は常にバランスを取ろうとしている。
いま、世界規模で都市化が進みコンクリートに降った雨がそのまま海へ運ばれていく。
当然、淡水は減り、海水は増える。
海水を陸に戻す力が働き、大雨や台風が起こっている。
僕には地球がバランスをとろうとしているようにしか思えない。
災害や異常気象はメッセージだ。
『完璧なものなど世界には存在しない。
あるのは完璧に向かおうとする意志だけ。』
北山耕平 著 「地球のレッスン」より
地球は今日も完璧へと向かっている。
自然の声を聴け。
地球というひとつの生命体は常にバランスを取ろうとしている。
いま、世界規模で都市化が進みコンクリートに降った雨がそのまま海へ運ばれていく。
当然、淡水は減り、海水は増える。
海水を陸に戻す力が働き、大雨や台風が起こっている。
僕には地球がバランスをとろうとしているようにしか思えない。
災害や異常気象はメッセージだ。
『完璧なものなど世界には存在しない。
あるのは完璧に向かおうとする意志だけ。』
北山耕平 著 「地球のレッスン」より
地球は今日も完璧へと向かっている。
自然の声を聴け。
最近になって、ジェームズ・ラブロックという人を知った。
映画ガイアシンフォニーという映画にも大きく影響しているガイア理論の人だ。
『地球から切り離された人は、科学や理論で証明されたものしか信じることしかできない。』
僕も気をつけなければ。
映画ガイアシンフォニーという映画にも大きく影響しているガイア理論の人だ。
『地球から切り離された人は、科学や理論で証明されたものしか信じることしかできない。』
僕も気をつけなければ。