旅するくも

『旅が旅であることを終わらせる為の記録』

イベント

2009-12-05 23:49:13 | 7 Generations walk.
7G Walkはもう来年に向けて歩き出している!
その第一弾ともいえる今回のイベント!
ちょうど久しぶりに東京に行くので、僕も時間があえばスタッフやると思う。

なっちゃんと2メートル近いジャイアントサダム君が名古屋から来て、
普段はどこにでもいそうなお姉ちゃんだけど凄い歌声のロコムーンちゃんも来る!

さらに、元たまの人も参加決定!

行くべし!


Harmonic beeing音楽からイメージする自然、結局すべてはそこから生まれたんだ~
2009/12/13(sun)
open 14:30 start 15:00
@横浜中華街チャイハネ ネネB1F [シルクロード舞踏館]

adv 2,000yen door 2,500yen
ご予約:message@hachi-8.com
(こちらのメールにお名前・人数をお知らせ下さい)

イベント主旨 
音楽からイメージする幸せな世界を皆で想像して、楽しんで、思い描こう。音楽と映像とトークを絡め、美しく守るべき自然を知り・イメージして、皆で歌い楽しみながら一歩づつ進んでいきたい! ぜひ、一緒にゆっくりと楽しんで、唄って、話して、知って、踊って、良い時間を過ごしましょう。軽食、お飲物もご用意する予定です。お楽しみに。


主催 はち  

詳細 http://www.amina-co.jp/blog/silkroad/ 


出演

知久寿焼
かって「たま」のVOとして活躍。
ギター、ウクレレ弾き語り。地味なテンポでさびしい   歌ばかりうたう。1965年2月10日埼玉県川口市生まれ。2003年バンド「たま」解散。へっぽこオーケストラバンド「パスカルズ」でウクレレ、口琴担当。
http://www.officek.jp/chiku/

はち 
1999年横浜にて結成。以来、東京・横浜近郊のLIVE HOUSE・CLUB・BARから、ストリート・祭り・パーティー・野外フェスなど、幅広くライブ活動を展開するパーカッションジャムグループ。ジェンベ・コンガ・パンロゴなどの世界打楽器を中心に、ディジュリドゥー・口琴・カリンバ・インディアンフルートなど様々な民族楽器を演奏し、総勢8人の絡み合うプリミティヴなグルーヴは、時には流れる様に… 時にはアップテンポに… 誰もが持つ鼓動に響く音。心を開いてリズムの波に身をゆだねよう。
http://www.hachi-8.com


現代音楽家 Rocomoon
日本語でも英語でも、どこの国の言語でもない、「言葉」の枠を飛び越えた独自の声を持つ。大地、木々、水、あらゆる自然と呼応するように紡ぎ出される声は力強くてやさしい風のように聴く者を包み込む。躰の奥に眠る遠い記憶の泉に、静かに深く、波紋を広げ響いていく。 2006年より元LUNASEAのSUGIZO氏らのユニット、S.T.Kに参加。渚音楽祭に出演。「Human BE-IN’06」にて、谷崎テトラProject<谷崎テトラ+SUGIZO+rocomoon+Dance+Poetry>として坂本龍一の「Stop Rokkasho Remix」を演奏。2007年4月 Earth Day出演。8月 八ヶ岳GREEN MUSIC FESTIVAL出演。2008年2月、待望の1stアルバム『言挙』をリリース。
http://www.rocomoon.net/


あさ
うっちー(百姓・タブラ)1977年生まれ。chico(うた)1981年生まれ。
2008年、結婚。茅ヶ崎のチベットと呼ばれる堤の緑の中で、日々畑を耕し、野菜をつくり、自然に寄り添いながら暮らしている。chicoが十代の頃から書きためたうたを元に自宅でのセッションから「あさ」の音楽は生まれている。

小向定 komukai sadam
1970年生まれ。愛知県在住。シンガーソングライター。ガットギター
のソロ弾き語り。きれいな川と風が好き。
http://www.pc-lifeboat.com/waon/sadam/

トーク

広田奈津子 hirota natsuko
アメリカ大陸やアジアなど、自然と共生する民族に知恵を学び、環音、
ブログミーツカンパニー、こよみあそびなどを主宰。映画「CANTA!TIMOR」
監督。COP10なごや生物多様性アドバイザー。

Cop10(第10回生物多様性世界会議)
現在、生物の絶滅のスピードが恐竜が絶滅した時のスピードの4000万倍と言われて
います。このままいくと生物の命の循環がなりたたなくなり、人類も含めあらゆる生物は絶滅の危機に瀕しているといえます。この現実は実際に多くの気候変動や、現地の人の体験談からもリアルに感じ取ることができ、想像以上に状況は大きく変わりつつあります。今のうちに有効な策を講じる必要があることは明らかなことです。この現状を危惧し、危機を脱するために第10回生物多様性世界会議(Cop10)が2010年10月に名古屋で行われます。   http://cop10.jp/aichi-nagoya/

山田俊尚 7 generations walk代表
「7世代先の子供達のことを考えて、今を生きよ!」というインディアンの有名な教えがあります。この教えをもとに「7 generations walk」という名前をつけて皆で歩いています。2009年3月27日から5月10日までは大阪から東京までのウォークを企画し大成功しました。歩きながら滝や山や海を見て感じて、虹をみたり、有機農家さんとふれあったりしながら持続可能な幸せな未来を皆で想像してきました。ま、とにかくめちゃくちゃ楽しくてリアルでした!!!その模様を画像を織り交ぜながら紹介します。
http://www.7gwalk.org/

ブラックエルクは語る

2009-12-05 22:35:03 | 編集長の本棚
久しぶりにインディアンの本を読んだ。

『 ブラック・エルクは語る 』

発行 めるくまーる
ジョン・G・ナイハルト著
阿部珠理 監修
宮下嶺夫 訳

この本の最後に書かれているウーン・デッド・ニー事件は僕が参加したアメリカを徒歩と走る事で横断するLGW2の主催者・AIMのデニス・バンクスが後にテロリストとされアメリカのブラックリストに載るきっかけにもなる事件だ。

そして、ホワイト・カーフ・ウーマンの話は後に誕生するホワイトバッファローの誕生がアーボル・ルッキングホースが行なうWPPDへと繋がっていく。

監修の阿部珠理さんは立教大学教授をしている方で、いまのところお会いした事はないと思うけど、僕が行こうと思っている年末に立教大学で行なわれる北山耕平さんのトークイベントの主催者なので、話ができたらなと思う。

さて、この本では白人とアメリカ先住民の戦いが多く出てくる。
クレイジーホースについての話は興味深かった。
でも、本の中ではブラック・エルクの半生しか語られていないく、とても不自然な終わり方をしている。
その理由として阿部珠理教授はブラック・エルクが後生で自分達を陥れた白人の宗教を受け入れた事を著者であるジョン・G・ナイハルトがよく思わなく省いたのではという事も書かれている。


”オヤテの輪は壊れ、散り散りになったままだ。
    輪の中心は失われ、聖なる木は枯れてしまった。”本文より

ゆれるバス

2009-12-05 21:43:19 | 
あれはグアテマラを旅していて田舎町から田舎町への移動するときだったな。

僕はゆれるトヨタのハイエースの中にいたんだ。
運転手、その横にファットな女性。
そして、隣の窓際の席に僕がいた。
後部座席には15人ほど無理やり乗って身動きが取れない状態だった。

隣の女性のせいで圧迫感が増して早く目的地について欲しいのだが、
バス停もないのに人を降ろしてはまた、乗せる事を繰り返す思えるバスに僕はイライラしはじめていた。

「三等とも四等とも思えるこのバスはいったい何等のバスなんだ!」

ガソリンスタンドに着き車がガソリンを入れているすきに僕は一人トイレに行き
タバコを吸っていた。

すると大型のトラックが”ブヒー”という鳴き声と共にやってきた。
トラックの荷台にはもの凄い数のブタが隙間なく押し込められていた。

「ああ、ブタじゃなくて良かったなぁ」

そして、同じ型のトラックが、その豚トラックに続いて入ってきた。
鳴き声がしないのでいったい何を載せているのか不思議になりトラックの後方に
まわると荷台にはもの凄い数の人!
ざっと、80人ほどが座るスペースもない荷台に立ったまま乗っていた。
ド根性バスだ。
熱いようで上半身裸の男までいる。
そんな裸の男の中に僕をにらむように見つめる一人の男と目が合って気が付いた。

「ああ、僕が乗っているバスは一等バスだったのですね!」