旅するくも

『旅が旅であることを終わらせる為の記録』

不思議がいっぱい

2010-08-08 10:07:47 | 素晴らしき日々
8月3・4日にNPO法人「森の蘇り」のボーイスカウト4000人を迎え入れるスタッフとして朝霧に行ってきた。
4年に1度行われるボーイスカウトのジャンボリー大会という全国のボーイスカウトの子供たちが集まる大会が40年ぶりに静岡の朝霧で行われることになった。
そのために皇太子さんも2日朝霧に滞在したそうだ。
大会に森の蘇りの『きらめ樹』間伐がプログラムの中に組まれ、4000人に間伐体験して
もらうことになった。

前日の夜に富士宮に入ると、一人のおっさんを宿泊先で飲み会が始まった。
布団に横になって寝ようとするが、うるさくて眠れずにイライラしていると、遠方からやってくる
スタッフが夜中に続々と到着する。
だんだんと部屋が狭くなってきてきたので、やってきた他のスタッフの為に場所を空けようとすると

「編集長!」

ん?と思い顔をあげると、イライラしていた僕も笑ってしまった。
千葉に住む女性で1年に3回くらい会う妙な関係の方がそこに立っていた。
いままでに、立教大学や、原宿駅や神奈川の田舎など色んな場所で会う彼女とは
とても不思議な関係だ。
そんな事もあって結局、寝れたのは4時近くになってからだった。

当日の朝、5時半に起きで集合場所に移動してミーティングなどをする。
全国から「きらめ樹」間伐を教えるスタッフが約50名が集った。
1班(8名)が5つで1個隊(40名)となるが、僕らは1日で16個隊に教えることになっていた。
ボーイスカウトの子供たちは全国からやってくる。
静岡だけでも8つくらいの個体があるだろう。

不安要素がたくさんある心配事で頭がいっぱいの中、子供たちがやってきた。

スタッフの自己紹介が始まり僕の番になる。
「静岡県島田市から来ました!」
というと子供たちがざわついた!
なんと!
初日の1回目に教えるのは島田、相良、牧の原の子供たちだった!!
47都道府県で1県が約8つに分かれるとして376分の1の確立で地元の子供たちを教えることになった!!
すごい確立!!
おまけに子供たちの面倒を見ている大人の個隊長の名詞をいただくと、何だか見たことがある名詞。

先週、ロマンず☆≡の一部が関わる地元(初倉)のイベントの打ち合わせを女性とした時に
「こんな面白い人も地元にいるよ!」と名詞を見せてもらった。
なんと、その名詞の本人が目の前にいたのだ!

すごい偶然!
いや、奇跡!?

最初はめんどくさそうな、疲れた顔をしていた子供たちが間伐を始めると、
どんどん元気に!!

4日間のうち僕がスタッフをした2日間は子供たちもスタッフもみんな笑顔で無事終わっていった。
めでたし!めでたし!

こんな感じでボーイスカウトというものに僕は初めて接したわけだけれど、正直、僕の感想としては
子供を兵隊のように扱うのはいかがなものだろうか。
命令されないと動けないように育てたい方にはおすすめだ。

『「奇跡」は正しい場所と、正しい時が重なった時に起きる』

という言葉があるけれど、だとしたら今回の不思議を奇跡と呼んでもいいのかもしれないな。