玄関に飾ってある写真って一番お気に入りなんですけど、時間
が経つと元々が通り過ぎるだけの事がほとんどなので、久しぶりに眺めると「やっぱりいいなぁ
」としみじみします。
今、自転車の手入れをしていて手を止めたら目に入ったんですけど、置いといた思い出がふわっと柔らかい風のように揺らぎました。(文学風)
写真の日付が'98,08,22になってます。今から11年前です。今も現役で走る私のバンですが、サイドパネルのステッカーが今と違います。そして何より違うのが(写真では分かりませんが)レストア
する前の姿なんです。
この日付から1年半後にレストアする事にしたんですが、エンジンもばらしてオーバーホールして、ボディも徹底的に直して
いただきました。
新車が1台買える金額でしたが、出来上がりは新車以上です。何よりの証拠が今も現役だという事。でも、前のレストアからも10年経ちました。
エンジン、オーバーホールしたいなぁ。
もう一つ大切な思い出が、この写真を撮った場所。
真夏のMiniと言えば、日本中のMini乗りが一番そわそわする季節です。全国、北は北海道から南は沖縄まで、日本中のMiniが富士スピードウェイに集結するんです。
伝統的イベント「クラブ305」です。でも、今年伝統から伝説へと変わりました。生誕50周年のMiniですが、クラブ305は今年で最後。
私が最後に行ったのは'99年で結局10年間行く事ができませんでしたが、サーキットを走った思い出やこのゲート前の万国旗は昨日の事のように思い出せます。それほど、強烈なイベント
でした。
私がお世話になっているハイドパークさんは、オーナーの種村さん自身も(強烈な)バンを所有していることもあり、一時期ほんとバン台数/クラブ員の割合が異常に高かったんです。
その割合を上げるきっかけにもなったのが、この「ファイヤーバン」でして、とあるツーリングの帰りに49号バイパスで撮った写真です。
あまりにも、夕日とマッチしていたので衝動的に撮りました。
ツーリングって理屈抜きで楽しいんです。普段Mini1台で走ってるだけでも、ほのぼのするのにそれが十数台連なって走るんだから、面白さは掛ける台数じゃなくて、台数分の乗数です。
年齢も職業も何から何まで全く違う人たちがMiniつながりでバカ騒ぎするんです。こーゆー仲間ってありがたいですね。
(と、言いながら最近出席率の悪い私。みんなぁ、ごめんよぉ)
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