native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-10(lab)】F1日本GPは約53周-グランドピアノがある小さい家-

2020-04-28 20:08:32 | ministock-10(lab)
20年以上前に鈴鹿サーキットのピットでふらついていた時の様子です。

ここで世界最高峰のF1が開催されていると思ったら、ずっと鳥肌が立ちっぱなしでした。


っていうか、知ってました?
F1って大体2時間のレースなんですけど、鈴鹿サーキットの場合、約53周走ります。
つまり、300km以上を走ることになるんですが、

ということは、
ほぼほぼ新潟-東京間を2時間で走り抜けるという事。
あのくねくねした道を。

新幹線より早いってどーゆーこと。

凄い世界があるもんだ。

ミニストック-10は何周するのかな?

大体まとまったので結果発表!

今となってはもう懐かしい光景ですが、
今月の初めは骨組みでした。


ここから、よーいドン

1週目は耐力壁の合板を張りました。


2週目は防湿層を作るためにポリエチレンフィルムを貼りました。


3週目は断熱材


4週目に防風層を作るために透湿防水シートを張って、
5週目に通気層を作るために胴縁を打ち付けました。


6週目にさらに通気層を設けて、透湿防水シートに付加された遮熱シートの効果を高めます。

しかも、これ右と左の違い分かりますか?
右は縦→横の順番
左は横→縦の順番
もちろん理由あっての事。

そして、7周目に防火構造を作るために石膏ボードを張って、
8週目に再び防水透湿シートを張りました。


大工さんは一旦休憩。

ここから、板金屋さんが9週目に登場して、最後10週目のアンカーは再び大工さんの登場。

これ。
その内全部見えなくなりますが、実はこんなに周回を重ねています。
ネイティブディメンションズでは、理由がある設計にこだわっていますが、
見えないところほどこだわっています。

見えなくなるんで、誰も分からないんですけどね。

ゴールデンウィークを迎えて、いよいよ内部の工事が本格化します。



という事で、今日の「鈴木の部屋」は、(もう、やっつけだな)
おそらく今までで一番問い合わせの多かった場所。

「今他社で建築中なんですが、メーカー教えてください」っていう問合せもありました。
「いえ、私が設計したオリジナルなんです。すみません」

ミニストック-02のキッチン。

現在発売中のハウジングKomachi別冊「今見るべき新潟の家100選」でも紹介されています。

着々とアマゾンの在庫が減ってきていますのでお早目に。

そのキッチンを解説した記事です。
2016年5月23日
【ministock-02(lab)】ブース-省エネルギーな小さい家-


ミニストック-10もコの字型のキッチンです。
それでは、張り切ってどうぞ~。








コメントを投稿