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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-02(lab)】神社がたくさんある地域です。-省エネルギーな小さい家-

2016-06-02 22:22:29 | ministock-02(lab)
神社の数日本一といえば新潟県。

やはり、農業県だからなんでしょうか。
自宅の近所も100mに一つあるんじゃないかってくらいの間隔で神社があります。

ミニストック-02のご近所もたくさん神社があります。
しかも、結構な神社が連ねています。

そんな中、新名所の誕生。

バルコニーからひょこっと顔を出している鳥居らしき何か。
皆さんが拝んでくれることを期待して作った鳥居です。

なわけない。

街路樹を利用した日射遮蔽を採用しているミニストック-02はその街路樹を交わすようにバルコニーが設けられています。
なぜなら、どうしてもここから日航ホテルを眺めたかったから。(私が)
もう、プランの時から決めていました。
絶対眺められるプランを作ってやるって。

おかげさまで日航ホテルが眺められるバルコニーとなりましたが、その出入りは東の窓から。
つまり、東面に大きなサッシを設けました。

今時の省エネ設計のセオリーで言うと、南側は大開口、その他はそれなりにが定番です。

太陽高度が低い冬期に南側から大きな日射エネルギーを得ることで暖房負荷を減らす技術です。

もちろん私もそれが間取りとの相性が良ければ採用します。
しかし、それに振り回されたりはしません。

家の快適性ってそこばっかりじゃないですからね。

ただし、それを完全に無視するわけじゃなくて、その代替案を作ること。
1年を通して太陽高度が低い東側は常に窓の正面から日が射すことになります。
だから夏期はそれを遮る工夫が必要になります。

という事で鳥居が誕生しました。

サッシにはシャッターが付いているので、それで日射遮蔽が可能ですが、それプラス、バルコニーのほぼ全面を覆うタープのポールとして、この鳥居を作りました。

もうね。
超万能バルコニーですよ。

だって拝めるんですもん。


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