先日、夫婦揃ってお気に入りだったドラマ「恋する日本語」が最終回を迎えました。最終回は「別れの言葉」というサブタイトルだったと思いますが、最終回に登場したゲストの物語の中での境遇やその心境が、少し前に我々夫婦がそれぞれ久々に読み返した漫画「めぞん一刻」の音無響子さんのそれに似ていて、心がしめつけられるように切なくもあたたかい物語の締めくくりを感じる回となりました。
ラストには桜の花が咲く店先にほんの少しの時間だけ雪が舞い落ちてくるというシーンもあり、このドラマのエンディングをずっと彩っていたANAN RYOKOさんの素敵なピアノ曲「春の雪」のタイトルイメージを、美しい画とともに登場させた心憎い演出も素敵でした。
我々夫婦の大好きな女優さんである余貴美子さんの不思議な魅力がいっぱい詰まった、一風変わったこのドラマでしたが、内容はもちろん、そのエンディング曲「春の雪」がとにかく素敵なので、時間があればリンクの文字をクリックしてぜひ聴いてみてください。
写真は先日訪れた嵐山の一景。子供の頃、おばあちゃんに連れてきてもらって初めて「鵜飼い」の船に乗せてもらった思い出の場所です。