ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

殺処分0~私達ができること~

2017-11-01 20:20:03 | 殺処分され続ける命のこと
《 猫の不妊手術イントロデュース 》


ひと昔前「愛猫ちゃんに不妊手術を施すのは、飼い主さんの責任ですよ」との声かけに対して、返ってくる言葉は一様でした。

「なぜ健康な猫を病院へ連れて行き、メスを入れ、生殖機能を剥奪しなければならないのか!」

よしんばコチラの話を聞き入れたとしても、手術代は高額で予約や事前検診など手数がかかり、あえなく玉砕 (╥ᆺ╥;)
あの頃、敷居は高かったぁ~♪

しかし、平成に入ってもうすぐ30年が経とうとする現在は違います ( •ω•́ )キリ✧
飼い猫への不妊手術措置率は80%以上のご家庭で行われています。
それに伴い、猫の殺処分数は激減したのです。

どうぞ皆さま、猫を飼っている方とお知り合いになりましたら「不妊手術はお済みですか?」と呼びかけをお願い致します (^_ _^)♪

不妊手術へ二の足を踏んでいる理由、それは「通院の煩雑さ」「手術費用&安全性」など不安要素が大きいのだと思います。

是非とも、近隣で活動をしている愛護団体&ボランティアへお問い合わせ下さい。
良心価格の動物病院をお薦めしてくれると思います。

また猫と暮らしている方は、かかりつけ医や体験談などをご紹介して頂ければ、安心して頂けるかもしれませんね。


= ナゼ不妊手術しない?傾向と対策 =

● 「まだ小さいから」→
生後3ヶ月・体重2kg 以上で手術可能です。

●「かわいそう」→
不妊手術を施すことにより、繁殖期のストレス軽減や予防できる病気もあるとされています。

●「1度は出産させたい」→
現代の家庭内環境と母猫の栄養状態だと6匹以上生まれる可能性が高いです。
里親探しをするのであれぱ、事前に綿密な計画を。
そして里親が見つからなかった場合は、全頭を終生飼育する覚悟が必要です。

ただ難敵もあります。
これらの人たちは、地域猫活動においても大きな障害となっています。

●「人間のエゴを押し付けたくない」→
私は“花畑さん”と呼んでいます。

●「種を残すという自然のままが良い」→
“ダーウィンさん”としています。

彼らに限らず、 共通しているのは『殺処分の現実を知らない』こと。
まずは知って頂きたいと切に願います。

【 飼育放棄/遺棄&野良猫/殺処分 】──これらは人間が『無知』『無関心』『無責任』の代償を、動物に押し付け命を奪っているのです。

【 ねこてん 公式HP 】

にほんブログ村 猫ブログへ

PVアクセスランキング にほんブログ村