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浅田美代子さん署名提出☆これが民意

2018-04-04 21:45:42 | 動物愛護法改正に向けて


4月3日 「動物の愛護及び管理に関する法律」の改正を求める署名運動で集まった約17万筆を中川環境大臣へ提出。

ネット署名/87,631
手書き署名/80,264
TT/167,895
浅田美代子さん Facebook

皆さま、ご協力をありがとうございました。
夏頃から改正案の協議に入り、秋に施行されると思います。

前回の改正時に生体販売への規制は、案件として議論されましたが、ペット業界の大反対で、既得権益に軍配が上がってしまいました。

この業者が守られる仕組みを変えるため、より多くの声を届けなければならないと考えています。
引き続き、動向に関心を持って頂きますようお願い申し上げます。



問題になっている「福井県の子犬工場」には、昨年より十数回の立ち入り検査が入っていますが、飼育スペースや1人あたり何頭までという数値規定がないため、業者も改善せずに、行政側も適切な指導をすることができません。



〇虐待の定義
「まるで地獄」とされた福井よりも惨たらしい繁殖場は山ほどあります。
現場に立ち会った獣医師が「これが違反でなくて何が違反なんだ!」と断した栃木の引き取り屋も罰金刑のみでした。

虐待のアウトラインが定まっていない現行の動愛法で摘発は難しいのです。
SOS!子犬工場の犠牲ゼロへ
引き取り屋をご存知ですか?

〇繁殖業を許可制に
繁殖業はペットショップと同じ販売業扱い。
この第一種動物取扱業は、登録制で条件を満たせば誰でも営業できてしまいます。

営利を追求する繁殖業者へ「命の大切さ」を説いても無駄です。
命を預かるものとして責任を負うということ、その基準の明確化やガイドラインの策定をしなければなりません。

●繁殖年齢・繁殖回数・ケージなどの設備の数値規制 
●業者の定年制、管理者1人あたりの頭数制限 
●幼齢(生後56日以内)動物の親からの引き離し禁止
浅田美代子さん 動愛法改正へ

〇保護命令
先の福井子犬工場では400匹から150匹に減らす予定だとのこと。
200匹余りは他の業者へ。

愛護団体が救いたくても「所有権」があるため手が出せません。
レスキュー現場では、その壁に阻まれ助けることが叶わず、命を落とす子がたくさんいます。
札幌ノルウェージャン虐待監禁事件
売られる命と処分される命



我が国では「ペットにも命があり、遺棄や虐待は犯罪」と教育をしていません。
動物へ虐待行為をしても罰せられるシステムが成立していません。

そこに、命ある犬や猫で金儲けする流通産業が入ってきてしまった...。
休まず繁殖を強いられ、分娩する力がない母犬のお腹を切り裂いて胎児を取り出すこともあるそう。

どこぞの国が犬を食用にしている、他の国では所有者のいない動物を射殺しているらしい……目糞鼻糞を笑う、ですよね。
今のままでは、日本もレッキとした「動物愛護後進国」まっしぐら (`ェ´)ピャー!

【 ねこてん 公式HP 】

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