ザ・ノンフィクション
花子と先生の18年
~人生を変えた犬~
関東ローカル放送とのことで心に残ったシーンを抜書しました🍀
一人でも多く方の目に触れることを願います。
これからの動物愛護は
社会の仕組みを変えなければなりません。
それは既成概念に抗う戦いなのです。
お仕着せのセンター公務員獣医師
当たり障りのない商売をする獣医師
と
画面に映し出される獣医師とは何が違うのかを考えて欲しいと思います🙏
東京杉並区「ハナ動物病院」の院長である獣医師・太田快作さん。
院名の由来は大学生の時に保健所から引き取った
18歳になる愛犬 花子から。
太田獣医師は、老犬となった花子を大きなリュックに入れ、それを前に抱えて通勤している。
18歳の花子の存在はと問われ…
今の僕の全て
全てが花子との出会いから
動物に関すること 獣医に関することであれば花子が根っこにいる
花子が僕を作った
事故にあった下半身麻痺の野良猫が来院。
他の病院では断られたという。
ハナ動物病院では、飼い主のいない犬猫の治療を積極的に受け入れているため、生傷が絶えない。
続いて、廃屋にいた前脚を損傷している猫の診察。
保護したのはアメリカ人ボランティア。
手術となったが、外国人が日本の野良猫に手を差し伸べてくれているのだから、お金は取れないと太田獣医師。
獣医師は動物で飯食っているから責任がある
善意の人に背負わせているのは獣医師として恥ずかしいこと
出張手術の様子。
千葉のアパートの一室で野良猫&保護猫の不妊去勢手術を行う。
現在、殺処分される動物の半数が子猫。
生まれても殺されるならば生まれないようにするしかない
犬や猫がいてボランティアが困っているならば獣医師がやるしかない
持ち込まれた中には妊娠している猫も。
産ませるか堕胎かの選択を迫られる中で、ボランティアが涙声で呟いた。
たまたま犬に生まれただけで
たまたま猫に生まれただけで
何にも罪はないのに
何で殺されなきゃいけないんだろう
人間の都合で左右される小さな命。
動物の側に立とうと奮闘している太田獣医師。
子猫は治すというより生かす
子猫だから死んでしまう
時間を稼いで大きくすれば勝てる
死なないように命を繋ぐ
2001年、北里大学獣医学部在学中に保健所から花子を引き取る。
それを機に人間の犠牲になる動物たちについて深く考えるようになったという。
当時、獣医学部では実験用や保健所で処分される動物を使って手術の実習をする「外科実習」があった。
動物実験というテーマがあって、獣医師になるためには動物を殺すという現実があった
「一殺多生」
1匹を殺して多くを救うという考え方だった
僕は1匹も救いたいし全部も救えると信じている
命を奪わずに獣医師になる方法はないか。
たどり着いたのは「動物実験代替法」だった。
それはシェルターにいる犬猫の手術を見学や助手をし実習の代わりとする方法。
やがて、実験犬の存在を知る。
凍死したり、不妊去勢手術をしないため子犬が産まれては死ぬという生活をしていると聞いた太田獣医師は…
日々の生活を快適にしたい
朝晩の散歩をしたい
実験犬の生活を改善したい
学生サークル「犬部」を結成。
花子は犬部のアイドルとして保護犬をアピール。
やがて犬部は保護譲渡にも活動を広げ、世間の関心を集め、本や漫画にもなった。
前編の半分まで、続きます😊
🐶花子と先生の18年 その2
🐶その4