なぞの旅人スーのブログ

鉄道、旅行、その他日記にしたい事を書いていきます。実際の面識が無い方からのコメント、歓迎。荒らしや誹謗中傷は×。

下北半島2日目(恐山)、帰路

2019-10-26 23:59:59 | 日記
 いよいよ恐山に。雨が降ってきた。道は空いてたけど、クネクネしていた。途中、湧き水があったので飲み、ペットボトルに汲んだ。


 車の中にまで火山性ガスの臭いが入ってくると、じきに宇曽利湖と「太鼓橋」が見えてきた。「三途の川」に見立てられている。現在は渡ることができない。


「脱衣婆」と「懸衣翁」石像。「脱衣婆」が死者の衣服を剥ぎ取り、「懸衣翁」が枝にそれを掛け、罪の重さを量るという話から。


 駐車場に到着。車が少なかった。11月から冬期閉山に入り、最後の週末だから混むかと思ったけど、雨だからか?


 まずは「本堂」にお参り。中に入ると、故人の衣服などが納められていた。


 御朱印をいただこうとしたら帳面を車に忘れていたので、受付に断って取りに行った。再び入り、いただいてきた。
 立派な「山門」。


 「地蔵堂」。御本尊が安置されており、「本堂」よりこちらの方が重要かと。


 「地蔵堂」に向かって左から荒々しい岩肌が広がり、火山性ガスが噴出するエリアが広がる。綺麗な紅葉、しとしとした雨模様と合わさって、不思議な雰囲気だった。「無間地獄」。「~地獄」という箇所がたくさんあった。


 所々に石が積まれ、風車があった。恐山は水子供養の場として知られている。風車は水子を弔う玩具とのこと。


 開祖である「慈覚太師堂」。
わらじはあの世に旅立つ死者に向けてのものである。


 所々に像があるが、古さを感じず、昔は何も無かったのかも。


 「極楽浜」。死後の世界だから極楽も表している。東日本大震災の慰霊碑があった。


「八角堂」。ここにも衣服などが納められていた。


 近くに「血の池地獄」があるらしいけど、場所が分からなかった。いつもではないみたいだけど、水が赤くなることがあるそう。

 「八角堂」を振り返る。


 「延命地蔵尊」。


 雨でいい写真があまり撮れなかった。とりあえず一周し、参拝者が追加料金無しで入れるという温泉に入った。


 

 まだ時間があるので、もう一度岩肌のエリアに入り、雰囲気の中に身を置いた。そして、余裕を持ってレンタカー会社に戻った。ちょっと離れたところにある「不動明王」に行けば良かったなあ。それと、見逃したところがいくつかあって残念。
 車を返却し、下北駅まで送ってもらった。列車を乗り継いで仙台駅へ。仙台から名古屋まで夜行バスを利用した。今回はグルメを重視した。もちろん、仙台といえば牛タンである。駅の中にある「牛タン横町」の「利久」という店でテイクアウトにて購入した。そして、バスの中で食べた。ワンランク上の「極」なので、食べ応えがあった。









 




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下北半島2日目(尻屋崎、昼食)

2019-10-26 23:59:58 | 日記
 朝食にはイカ刺しが出た。甘くて美味しかった。


 下風呂温泉には「大湯」、「新湯」、「浜湯」という3つの源泉があるそうで、「かどや旅館」は「新湯」だという。「大湯」、「新湯」には共同浴場があるので、「大湯」の共同浴場に入りに行った。雨が降っていた。


 番台の人から「洗面器で湯を体に掛け、熱かったら水を足して下さい」と言われた。中に客はいなかった。熱さが「普通」、「熱い」という2種類の浴槽があり、もちろん「普通」に入ることに。体に湯を掛けてみると、まあ個人好みではないという熱さ程度だった。ほどなくして、地元の人が次々とやってきた。「熱い」という浴槽に入ってみたけど、「普通」と変わらなかった。地元の人は「普段は熱い」と言っていた。


 この共同浴場は後に閉鎖となり、新たな共同浴場を建設中とのことである。
 実は、下北半島には2つの「鉄」要素がある。1つ目は下風呂温泉にある大間鉄道の工事跡である。太平洋戦争中、大間まで鉄道を敷設する計画があり、工事が行われたが、戦況の悪化で中止になったそうである。その遺構が「メモリアルロード」として整備された。


 足湯があったけど、冬期閉鎖中でお湯が無かった。


 港が見えた。波が高かった。


 恐山だけでは時間が余るので、もう1箇所観光したい。仏ヶ浦は浄土ヶ浜と雰囲気被るので、尻屋崎にした。ただ、路線バスの時間が都合悪かった。バスでむつ市街まで行き、レンタカーを利用することにした。旅館をチェックアウトし、バス停に行ったら、オンシーズンの週末中心に観光周遊バスが運行されているという案内があった。これを利用しても良かったなあ。路線バスの前にそのバスがやってきて、2人1組が乗っていった。
 下風呂温泉に向かう時もそうだったけど、大畑駅停留所で少しの時間停車した。大畑まで昔鉄道が走っていたそうであり、その跡が残っている。これが2つ目の下北半島「鉄」である。なんと、車両が動態保存されているそうである。普段は車庫に入っている模様。




 むつバスターミナルに到着。レンタカー会社に迎えに来てもらった。実は、今日が誕生日で、コピーのために免許証を渡したら「今日が誕生日なんですね。おめでとうございます」・・・とは言われなかった(苦笑) 手続きを終え、いざ出発。まずは尻屋崎に。エリア出入り口に有料駐車場みたいなゲートがあり、遮断機の前で一旦停車するとそれが上がった。灯台があるところへ。車から降りると風がビュービューで、長居できなかった。灯台は中に入れるみたいだが、「強風のため閉鎖中」の案内があった。


 海は荒れていたけど、青さが分かった。穏やかだったら綺麗だろうなあ。


 ここには「寒立馬」という馬が放牧されている。冬期は別のところにいるらしい。灯台に向かう際に馬を見たので、そこに戻った。観光客と監視員がいた。3頭いて、この2頭は母子だという。


 黒い馬もいた。白い馬もいるという。


 「寒立馬」は農耕馬、海藻を運ぶために使われたそう。また、金銭に困った時には売られたそうである。3頭とも林の中に消えてしまったので、先に向かうことにした。
 大間のマグロが食べたかった。大間まで行く時間は無いので、むつ市街で食べられる店を探した。「天一」という店に入った。


 本業は天ぷら屋で、なんと我が地元にある竹本油脂のごま油を使っているそうである。地元の会社であることを大将に話した。


 漬け丼を食べた。いろんな部位を使っているそうで、味の違いははっきり分からなかったけど、食感の違いは分かった。美味しかったなあ。ちなみに、生は「時価」となっていた。





※続く
 

 



 
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