今日は1日鉄である。泊まったホテルからは網走駅の留置線が見え、窓の外を見たらちょうど「オホーツク2号」が入線していった。目の前にはキハ40形+キハ54形が停まっていた。自分が乗る列車だった。
ローカル線の有人駅では列車毎に発車直前から改札を受け付けるところが多い。駅員に断って「オホーツク2号」の改札中に駅に入り、写真、ビデオ撮影した。
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その後の普通列車に乗り、西留辺蘂~金華のカーブポイントがある踏切へ向かった。「蘂」という漢字は草かんむりに「心」、「木」という易しい漢字の組み合わせなので、覚えようと思えば覚えられる。西留辺蘂から撮影ポイントまで近かった。乗った列車がすぐ折り返してきた。現地到着後すぐだったので、手持ちでテキトーに撮影。
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貨物への興味は昨日一昨日の日記の通りだが、プッシュプルという珍しい形の「石北臨貨」または積載内容から「玉ねぎ列車」と呼ばれる貨物は撮影したかった。遠軽駅での方向転換及び常紋峠越えのためにプッシュプル方式となっている。このポイントも人気の様だが、金華~生田原の「146キロポスト」と呼ばれている撮影ポイントは多くの画像が検索で見つかる。ただ、ここは駅から徒歩では無理である。昨シーズンまではDD51形が使われていたが、今シーズンからDF200形に替わった。寒い季節だし機関車が替わったせいもあるのか、他に撮影者はいなかった。まあ、アウトカーブは定員少ないからラッキーだったけど。いやあ、プッシュプルのおかげで昨日一昨日撮影したDF貨物の
2倍の重量感があるよ(笑) 左の柱がウザイけど、僕は隙間に余裕を作って撮影するので、それを入れた。キツキツの画像は現像すると窮屈になる。
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キハ40形の下り普通列車。
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金華方面に目をやると上りが撮れそうなところがあったので、移動した。広場があった。1両単行だけど特快「きたみ」。
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そしてキハ183系「オホーツク」のリベンジ。「オホーツク4号」は「白ボウズ」と呼ばれている先頭車が付いていた。1両しかない車両であり、毎日の様に走っている訳ではないそうである。ラッキーだった。まあ、網走駅発車直後に窓の外を見れば確認できただろうけど。
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そして、独特な顔の非貫通側が撮りたかったので、メインディッシュの下り「オホーツク1号」の撮影ができ、幸せ~♪
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これで撮影を終了し、遠軽方面に向かった。常紋峠は急勾配だった。ゆっくりとキハ40形は登っていった。シェルター&トンネルを抜けると、今度は急勾配を下っていった。かなりの難所だなあ。遠軽で一旦下車し、食料とお酒、つまみを買いに行った。今度は白滝行きに乗車。丸瀬布からは僕1人となった。僕1人のために走ってくれている様だ(笑) なんて嬉しい気持ちがほとんどだが、ほんの片隅には利用客が少ないとJR北海道の経営がホント危うくなるという思いもある。乗った列車は秘境駅ファンから「白滝シリーズ」と呼ばれる下白滝駅、旧白滝駅にも停車した。旧白滝駅の待合室は小さいながらも木造で、宗谷本線下沼駅みたいな車掌車改造のものより立派である。「白滝シリーズ」の辺りから外は雪が降っていた。
「白滝シリーズ」のうちの1つである上白滝駅へと歩き始めた。同駅には朝下り1本、夕方上り1本しか停車せず、マトモに列車で訪問しようとするのは困難である。ただ、一部特急が停まる白滝駅からは3キロ強で、白滝駅、上白滝駅両方の目の前にある国道を歩いていけば、訪問はたやすい。雪というかあられが降っていて、固い小粒が顔に当たって痛かった・・・。上白滝駅に50分程で到着した。駅のすぐそばに民家があり、今日はやっていなかったけど国道沿いに商店があったので、純粋な秘境駅ではない。オンシーズンなら秘境駅マニアが駅にいそうだが、僕1人だった。木造の立派な駅舎であった。
時刻表の分の数字が全然無い!
本と秘境駅には定番である駅ノートが置いてあった。やはり、オンシーズンには毎日の様に書き込みがあった。暗くなってきても灯りが点かないので、電源制御盤のブレーカーを入れたら点いた。制御盤が触りやすいところにあるし、
利用客も少ないから、利用者自身がブレーカーの上げ下げをするものかと思った。ただ、ホームに出る時につまみを下げても消灯しなかった。どうやらもっと暗くなったら自動で点灯する様である。
上の画像にも写っているが、なんと観光バスがやってきた。列車到着より1時間以上前に来て、エンジンをかけ続けていた。気になってしょうがなかった・・・。僕が乗る列車から20人位降りてきた。でも、秘境駅マニアの団体って感じには見えなかった。どういう旅行なんだろう?まあ、1日上下各1本しか停まらない駅で大量の人が降りるという珍しい光景を見れたのはある意味貴重だなあ。
バスを気にしながらお酒を飲み、駅ノートを読んだ。「白滝シリーズ」巡りの人が多かった。機会あれば僕も巡ってみたい。僕は見つけられなかったが、どこかにコンセントがあるみたいで
、「コンセントで携帯を充電しました」という書き込みが。それって電気泥棒じゃん・・・。以前には結局そうしなかったけど線路の上を歩こうとしたというブログを見た。僕の住むところはみかん畑が多く、僕の家もみかん農家である。山が近くにあるのでハイキングの人も通り、みかんを盗んでいく人がいるらしい。犯罪を悪いことと思えない人が増えているのだろうか?
暗闇のホームに出て、ここからは僕1人となる列車に乗車した。隣の上川駅までは34キロもある。昔は間に駅があった。さらに、乗った列車は途中で列車行き違いをするので、1時間以上かかった。外の雪が深かった。五能線で高波のそばを通った時にも感じたが、自然の厳しさは夜汽車の車窓で強く感じられる。
上川にも長い時間停まり、午後8時頃終点旭川に到着した。この列車、上白滝には停まるのに通過駅があるんだなあ。旭川からは「スーパー宗谷4号」に乗車した。安全対策で全然スピード出さないや・・・。札幌では「はまなす」をビデオ撮影する予定だったが、「スーパー宗谷」が若干遅れたので焦った。でも、同じホーム向かい側だったし、無事撮影できた。何人か写真撮ってたなあ。千歳駅近くのホテルに泊まった。明日からは夜勤なので、朝イチの飛行で帰ればいい。
今回も鉄、観光共に楽しめた。特に撮影では不満なところが少なかった。また北海道に行ける日を楽しみに頑張っていこう。
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西留辺蘂のカーブでの撮影ですね。
自分がここに来た時は丁度線路の切り替えで工事中で、満足の行く撮影はできませんでした。
上白滝駅へ行かれたのですね。列車で行くのはたしかに困難ですよね。人に聞いた話ですが、この駅を利用しているは男性が1人のようです。
遠征お疲れ様でした。