今年の「鉄道の秋」の大きな鉄活動は、「小倉工場まつり」に行く事にした。まだブルトレの部品があるかもしれないし。せっかく行くので観光もしたく、イベント前日である今日の早朝に出発し、まずは門司の港地区を訪ねた、駅を出る前にちょっと撮影。
腕木式信号機が保存されていた。
門司港駅々舎はノスタルジックな建物である。
当然、まず向かったのは「九州鉄道記念館」。
さらに、真っ先に第一のお目当てである、運転シミュレータへ。全然並んでなくて、すぐ番が来た。繰り返し並び、計3回体験した。1回100円取られた・・・。まあ、100円出しても十分楽しかった。車両は811系で、映像が収められているのは門司港~折尾。運転区間は2駅。混雑度によって運転できる駅数が変わるみたいだが、それでも一律1回100円なんだよね?1駅の時もあるだろう。平日なんかは3駅とか?モードも3種類あったが、3回とも「ノーマルモード」とした。最初はブレーキ気を甘くみたのでオーバーランしてしまった。運転が終わると階級が表示される。初回は「一般運転士」、2、3回目は「指導運転士」だった。他にどんな称号があるのだろう?タイム制限が厳しいのでブレーキを強く掛けたからか、「停車時衝動」の点数が低かった。
鉄道模型公開運転の時間に近かったので、時間までの間に同じ階にある明治時代の客車を見学した。座席が畳であった。
公開運転では、JR九州の色々な車両が走った。ブルトレを走らせて欲しかったなあ。
その後は2階に上がった。ブルトレ等のヘッドマークや切符、記念乗車券等が展示されていた。さて、下の写真のものは何でしょう?答はブログの最後にて。僕は、この形ではない(とは思う)けど、同じものを実際に使っているのを飯田線で見た事がある。奥は写真展だった。
そして、これも楽しみだった、展示車両へ。人が少なくて、のんびりできた。クハネ 581‐8(クハ715‐1)は寝台もセットされていて、寝転がると気持ち良かった。
「クハ481‐603」。
「キハ07 41」。戦前からの車両で、当初はガソリンカーだったそうである。
「ED72-1」。
関門トンネルが開通した時のトンネル専用電気機関車「EF10‐35」。
「C59‐1」。
他には、ゲートのところの蒸気機関車「59634号」、石炭を積んでいた「セラ1239」が展示されていた。
鉄道記念館を出て、次は「やまぎんレトロライン」のトロッコ列車に乗った。2キロ程、10分の乗車だった。そんな短い路線でもトンネルがあり、トンネル内では天井に絵が浮かびあがった。走行中の風景。ちょうど、跳ね橋が上がっている時だった。
下車後、すぐに折り返すのを撮影。さて、終点駅はひらがなだけど、地名を漢字で表すと「和布刈」。さて、何と読むのでしょう?これも答は最後にて。
「EF30-1」が保存されていた。後ろの旧客は無料休憩所兼喫茶コーナーとなっていた。
関門海峡は船の要所である。
関門トンネルは人も通行できる。歩いて本州・下関に渡った。エレベーターで海底トンネルの人道に下りる。団体さんが大勢下関側からやってきた。マラソンしている人もいた。
福岡県と山口県の間を跨いだ。
15分程で下関側に到着。あっという間である。エレベーター施設の雰囲気が門司側と全く同じで、まるで元の場所に戻った様である。すぐそばに「壇ノ浦古戦場跡」があり、そこでは無料の紙芝居を見る事ができた。話の内容は場所にふさわしい「耳なし芳一」であり、ちっちゃい子には怖い物語。終わったら、記念に絵葉書が貰えた。一度に2県観光でき、お得。
再び関門トンネルで門司側に戻った。海沿いを歩き、レトロな建物があるエリアに向かった。まずは展望できる高層建物に登った。
「遅いぞ、遅いぞ武蔵」~「巌流島」。
門司港駅。当駅留置線は車両基地でもあり、車両の出入りが激しかった。415系国鉄色が見えたが、僕が駅に行った時にはいなくなっていた。
後は、レトロな建造物「旧門司税関」、「旧大阪商船」、「旧門司三井倶楽部」(写真は「旧門司税関」)を外から見た。
駅に入り、再び列車撮影。
普段は週末に銭湯に行っているので、こちらの銭湯に入ってみたく、志井公園駅近くの「スーパー銭湯 四季の華」に向かった。途中の城野駅で国鉄色の415系とすれ違い、少し停車時間があったが、一眼レフのレンズを外してしまっていた。まずはコンデジで撮影。まだ時間があったので一眼レフでも撮ったが、手に持っていた地図が写ってしまっていた・・・。
「四季の華」はシャンプー、ボディーソープが置いてないし、浴槽の種類が少なかったなあ。
この銭湯を選んだ理由は駅から近いという事もあったが、ホテルに向かうのにモノレールに乗りたいというのもあった。モノレールで平和通駅にて下車し、ホテルにチェックインした。部屋に荷物を置いた後、旦過市場前のおでん屋台に行った。3軒あって、いずれもほぼ満席状態だった。ネットで名前の挙がった「ささ屋」に空席ができるのを待ち、入った。
おでんの種類は50種類近くあった。シューマイとかの変わり種も。でも、しょうゆが絡む、さらにはダシが入って煮込む様なネタは、おでんネタにもなるよなあ。面白い事に、お酒は置いていない。但し、持ち込みはできる。僕はここではお酒を飲まなかった。名物のおはぎを食べた。店の人は気さくで、トークを楽しんでいる人もいた。少しだけ雰囲気を味わって、席が空くのを待っている人がいたので、持ち帰りを頼んで、席を立った。屋台の新規出店はもうできないそうで、皆が店を辞めてしまったら、この屋台文化は消えてしまう事になる。できるだけ長く続いて欲しい。
すぐそばのスーパーでお酒を買ってホテルに戻り、部屋でおでんをつまみに飲んだ。疲れたし、明日は朝早く出るつもりなので、これで就寝した。元気があれば、先程のおでん屋台の対面にはラーメン屋台もあり、食べに行きたかったが。
※クイズの答え
タブレット(通票)が入った物を通過中に運転席から掛ける道具。「めかり」。